なんとネイマールの“バルサ最新ユニ写真”がネット上に拡散! フライングで掲載してしまったのは…

2019年08月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

投稿後にすぐさま削除。合成か、それとも──

世間を驚かせたネイマールの“フライング画像”。とはいえ選手本人も写真作成は許可していたと思われ……。謎が残った。(C)Getty Images

 スペインの全国スポーツ紙『Mundo Deportivo』はその瞬間を見逃さなかった。
 
 現地時間の8月30日、ひとつの画像がインターネット上で拡散され、大きな反響を呼んだ。なんとパリ・サンジェルマン所属のブラジル代表FW、ネイマールがバルセロナの最新ユニホームを着込み、ポーズを取っているカットが飛び出したのだ。
 
 画像を公式インスタグラムに掲載したのは、イタリアの時計メーカー『GaGa MILANO』。数多の有名フットボーラーがスポンサードを受け、ネイマールも長きに渡ってアンバサダーを務めるブランドだ。しかしながらネイマールの移籍はいまだ確定しておらず、投稿内容は明らかなフライングでミステイク。『Mundo Deportivo』紙は次のようにレポートしている。
 
「ネイマール本人はバルサ行きを強く希望しており、この夏に実現されると確信しているだろう。金曜日になってパリSGのオファーをバルサが受諾したとの報道があり、『GaGa Milano』は用意してあった画像を公開したのかもしれない。だがすぐさま誤りに気づき、わずか数分後に画像は削除された。おそらくは合成写真だが、あっという間にネット上で広まり、驚きを提供したのである」

 
 ちょっとした騒動を引き起こしたが、ネイマールのバルサ行きはここにきて怪しくなってきた。移籍金2億ユーロ(約250億円)にジャン=クレア・トディボ、イバン・ラキティッチ、ウスマンヌ・デンベレの3選手を加えたパリSGの提案を、バルサ側が拒否したと報じられたのだ。同紙も「金曜の朝にバルサはパリSGのオファーを固辞した。カンプ・ノウ周辺においては、もはや移籍交渉は終わったと見る向きが強い」と論じている。
 
 バルサの最新キットを纏ったネイマール。はたしてこの画像がふたたび日の目を見ることはあるのか。移籍期限最終日の9月2日まで、まだまだ急転直下の展開があってもおかしくはない。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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