首位FC東京が3試合ぶりの白星! 得点ランク単独トップに立つエースの一発などで名古屋の追い上げをかわす

2019年08月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本代表にも招集された永井謙佑はこの日J1通算250試合を達成!

先制ゴールのD・オリヴェイラと、日本代表に招集された永井謙佑。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは8月30日、第25節のフライデーナイトJリーグ1試合を開催。パロマ瑞穂スタジアムで行われた、名古屋グランパス対FC東京の一戦は、2対1でFC東京の勝利に終わった。
 
 この日発表のあった日本代表メンバーでは、Jリーグから4選手が入り、FC東京から永井謙佑と橋本拳人の二人が選出された。
 
 その二人も揃って先発出場した試合は、激しい雨の中で始まった。

 名古屋が予想に反して3バックの布陣で臨んだ前半立ち上がり、なかなかボールの落ち着かない展開のなか、前掛かりになった名古屋の裏を突いて、FC東京のカウンターが決まる。最後は抜け出したディエゴ・オリヴェイラが名古屋DFの藤井陽也に倒され、PKを獲得した。

 一度は名古屋GKのランゲラックに止められるものの、こぼれ球を再びD・オリヴェイラが叩き込んで29分にFC東京が1-0と先制に成功する。
 

 雨脚が弱くなってきた後半、名古屋は成瀬竣平に代えて前田直輝。FC東京は大森晃太郎に代えて三田啓貴を投入すると、ゲームが動く。
 
 49分、名古屋のゴールキックを弾き返したFC東京は、そのまま永井がカウンター。折り返したパスに詰めた高萩洋次郎が一度はランゲラックに弾かれるもこぼれ球を自身で詰めて2-0とリードを広げる。
 
 名古屋はこの日好セーブを連発していたGKランゲラックが負傷で交代。武田洋平を投入し3枚目のカードを切ることになった。
 3バックでスタートした前半から、選手交代で4バックに切り替えるなど名古屋は工夫を凝らし、83分には前田直輝の強烈な左足のシュートで1点を返す。2-1と詰め寄った。
 
 しかし、試合はこのまま2-1でタイムアップ。FC東京の勝利で終わった。この結果、首位FC東京は勝点3を積み上げることに成功。勝点を52に伸ばした。9位の名古屋は同31で、暫定ながら順位は変わらず。
 
 J1リーグは次回26節が、国際Aマッチデーを挟んで、9月13日(金)、14日(土)に開催される。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】首位を走るFC東京の練習に密着!

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