ついにネイマールのバルサ復帰が決まる? 「250億円+トディボ+ラキティッチ+デンベレ」で合意か

2019年08月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

正式合意の鍵を握るのは…

パリSGからの電撃復帰を目指しているとされているネイマール(左)。その交渉にはラキティッチ(右上)、デンベレ(右真ん中)、トディボ(右下)が含まれる大掛かりなものになるようだ。 (C) Getty Images

 ついに、復帰実現の瞬間が近づいているのだろうか。

 バルセロナは現地時間8月27日にパリ・サンジェルマンとネイマールの復帰交渉を試みた。バルサの幹部は以前よりネイマール獲得に近づいたと話したが、トレード要員となる選手の意向も含め、条件を巡っては様々な報道が世界を賑わせている。

 そんな中、スペイン・サッカーに精通するギジェム・バラゲ記者は、両クラブがネイマールの市場価値に関して合意に達していると報じた。

 英公共放送『BBC』でバラゲ記者が明かしたところによると、バルセロナは2億ユーロ(約250億円)のキャッシュに加え、ジャン=クレア・トディボ、イバン・ラキティッチ、そしてウスマンヌ・デンベレのレンタルを加えた条件を提示したようだ。
 

 ただ、バラゲ記者は、バルセロナからパリに向かう選手の意向が鍵を握ると伝えたうえで、3選手は自分たちが取引に組み込まれていることを知らないとしている。

「まだ決まってはいない。大きな橋をかける必要がある。3選手の中で、バルセロナから出ていきたいといった選手はひとりもいないからだ。デンベレの代理人は先日、『200%』バルセロナに残ると言っていた」

 一方で、移籍市場に精通するイタリアのジャンルカ・ディ・マルツィオ記者も、同様の条件でネイマール移籍が実現しつつあると報じた。

 同記者の自身のサイトは、「ネイマールのバルセロナ復帰が決まった」と報道。両クラブが合意したとし、「デンベレのOKを待っている」と伝えている。

 世界最高額での移籍から2年。バルセロナへの"出戻り"がいよいよ現実となりつつあるのか。マーケットのクローズまで4日。最後の動きから目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事