「ボロボロの財源に利益」「カガワはお金の代名詞」香川真司のユニ売り上げが絶好調! スペイン全国紙が特集

2019年08月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

凄まじい“カガワ・フィーバー”

入団セレモニーから大声援を受け続けている香川。そのフィーバーっぷりは収まる気配がない。 (C) Real Zaragoza

 スペイン北東部で巻き起こっている"カガワ・フィーバー"が凄まじい。

 今夏にドルトムントからラ・リーガ2部のレアル・サラゴサに加入した日本代表MFの香川真司。捲土重来を期してスペインに乗り込んだ30歳の天才アタッカーは、デビューから2戦目となった現地時間8月25日にポンフェラディーナ戦で移籍後初ゴールを決めて存在感を誇示。ファンの期待値や熱狂度は日増しに高まり続けている。

 そうしたファンの飽くなき期待を指し示すように現在、香川のユニホームは飛ぶ鳥を落とす勢いで売れに売れているという。スペインの全国紙『Marca』によれば、入団から約2週間でサラゴサのユニホーム販売は「劇的」な伸びを見せており、特に女性ファンの購入者が増え続けているという。

「カガワをアイドルとする日本人ファンも多い」と紹介した同紙は、ユニホームの売れ行きについて、こうレポートしている。

「アラゴン(サラゴサが拠点を置く地域)のクラブのボロボロになった財源に多大なる利益をもたらす販売数だ。経済的な恩恵は歓迎されており、カガワは間違いなくお金の代名詞になるだろう」

 さらに同紙は、香川のピッチ内外での活躍が「期待通り」だとも綴った。

「言うまでもなく、カガワのユニホームはサラゴサ史上に残るベストセラーだ。ただ、彼のピッチ外での影響力は想定もできていた。残るはピッチ内で期待通りにやれるかどうかという問題だけだったが、彼は今のところしっかりとやっている。

 2試合目で初ゴール、いくつかの魔法のようなパス、格の違いを見せるボールコントロール。この日本人は2部に降格してから地獄のような7年を送ってきたサラゴシスタにとって大きな希望だ」

 サラゴサにポジティブな空気をもたらした香川。その動向にサポ―ター、そしてクラブが熱狂している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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