【ACL展望】上海上港×浦和|敵地で耐え切るより攻撃がポイントか?勝機を見出すキーマンは…

2019年08月27日 サッカーダイジェスト編集部

サイドから個の能力で突破ができる関根が鍵に?

故障者/浦和=なし
出場停止/浦和=なし

ACL準々決勝 第1戦
上海上港 浦和レッズ
8月27日(火)/19:30(日本時間20:30)/上海体育場

浦和レッズ
グループ成績:2位 勝点10 3勝1分2敗 9得点・4失点

【最新チーム事情】
●リーグ戦での不調を払拭できるか
●アウェーゴールを奪い、ホームに現実的な条件を
●2年前と違い、ここから参戦の関根に期待
 
【担当記者の視点】
 浦和レッズは27日に上海上港(中国)とのアウェーゲームで、ACLの準々決勝・第1戦に臨む。ホーム&アウェー形式の初戦だけに、まずはホームでの第2戦に向けて優位な状況、最低でも現実的な条件を残す結果が求められる。

 ただチーム状態には不安が残る。J1リーグ戦では5戦未勝利かつ2連敗中という状況に陥っている。特にここ2戦は複数失点が続いているだけに、敵地で厳しい攻撃にさらされた時に最終ラインが耐えきれるかどうかには疑問符がつく。

 しかし、どちらかと言えばアウェーでは得点を奪えるかどうかが勝ち上がりに大きく影響する。柏木は「アウェーゴールと最低でも引き分けを取ってくるようなことが必要になる」と話した。優勝した2年前の大会、準決勝で上海上港と対戦した際にその言葉を体現するゴールを奪ったのは柏木だった。スタメン出場には疑問符が残るが、途中出場でセットプレーも含めた左足に期待が掛かる。

 また、関根は2年前には準々決勝を前にした夏のウインドーでドイツ移籍をしていた。今年はそのタイミングで戻ってきただけに「ここまで来ているのはチームメートのおかげ。自分には試合に出るとすれば責任がある」と決意のコメント。サイドから個の能力で突破できる存在だけに、2年ぶり3回目のアジア制覇に向けたキーマンになり得る。
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