プレミアリーグ“胸スポンサー”契約金ランキング!全20クラブを支える企業の特徴も紹介!

2019年08月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

マンUの年間契約金は世界最高額!

プレミアリーグは世界中の企業にとって最高のプロモーションの舞台となる。(C)Getty Images

 プレミアリーグの新シーズンも開幕し、改めて注目したいのが、ユニホームの「胸スポンサー」だ。

 ヨーロッパのみならずアジアや南米でも人気を博すプレミアリーグは、世界中の企業にとって最高の"PR舞台"。とくにサッカー界で最も広告価値が高いユニホームの「胸スポンサー」は、天井知らずに価値が高騰している。
 
 実際、いわゆるビッグ6の年間契約金はいずれも世界トップ10以内。すべてが自動車系、航空会社、金融系のグローバル大企業で、なかでもマンUが『ゼネラルモーターズ』から受け取る年間6400万ポンドは、現時点で世界最高額だ。

 そのほか、プレミア全20クラブの"胸スポ"には、どんな企業が付いているのか。その傾向と各スポンサーの特徴を紹介していく。
 
1位 マンチェスター・U
『CHEVROLET』
年間契約金:6400万ポンド(約89億6000万円)
企業名(本社所在地):ゼネラルモーターズ(アメリカ)
業種:自動車メーカー
「ゼネラルモーターズ」は2012年にマンUとスポンサー契約。その人気ブランド「シボレー」のロゴが2014年から胸に入った。
 
2位 マンチェスター・C
『ETIHAD AIRWAYS』
年間契約金:4500万ポンド(約63億円)
企業名(本社所在地):エティハド航空(UAE)
業種:航空会社
オーナーであるアブダビ王族の配下にあるのが「エティハド航空」。2011年にはホームスタジアムの命名権も取得している。
 
3位タイ アーセナル
『Fly Emirates』
年間契約金:4000万ポンド(約56億円)
企業名(本社所在地):エミレーツ航空(UAE)
業種:航空会社
「エミレーツ」はマドリー、ミラン、パリSGなどの胸スポも。本拠地の命名権を所得するなど、とくにアーセナルとは昵懇の仲。
 
3位タイ リバプール
『Standard Chartered』
年間契約金:4000万ポンド(約56億円)
企業名(本社所在地):スタンダード・チャータード銀行(イギリス)
業種:銀行
新シーズンでちょうど10年目。企業の社会貢献活動の一環で、年1回は視覚障害者支援のメッセージ入りユニホームを着用する。
 
3位タイ チェルシー
『YOKOHAMA TYRES』
年間契約金:4000万ポンド(約56億円)
企業名(本社所在地):横浜ゴム(日本)
業種:タイヤ・ゴムメーカー
現在のプレミアで唯一の日本企業。2015-2016シーズンからパートナーシップを結び、OBドログバが同社のグローバルアンバサダーに就任している。
 
6位 トッテナム
『AIA』
年間契約金:3500万ポンド(約49億円)
企業名(本社所在地):AIA(香港)
業種:保険
設立100周年を迎えた香港を拠点とする大手保険会社。アメリカの『AIG』から2008年に独立した。2014年からスパーズの胸スポに。
 
7位 ウェストハム
『betway』
年間契約金:1000万ポンド(約14億円)
企業名(本社所在地):ベットウェイ(マルタ)
業種:ギャンブル
契約を更新して5年目に突入。選手がタクシーを運転してファンを迎えに行く「ベットウェイ・タクシー」など、コラボ企画も充実。
 
8位 エバートン
『SportPesa』
年間契約金:960万ポンド(約13億4400万円)
企業名(本社所在地):スポーツペサ(ケニア)
業種:ギャンブル
2014年創業の新興ブックメーカー。本社のあるケニア、さらにタンザニアでは、リーグ戦やカップ戦の冠スポンサーを務める。
 
9位 ウォルバーハンプトン
『万博 ManBetX』
年間契約金:800万ポンド(約11億2000万円)
企業名(本社所在地):万博体育(中国)
業種:ギャンブル、スポーツメディア
中国屈指のギャンブル/メディア企業。セリエAとPR契約も。新シーズンからウルブスと契約を結び、パレスも引き続きサポート。
 
10位 サウサンプトン
『LD SPORTS』
年間契約金:750万ポンド(約10億5000万円)
企業名(本社所在地):LDスポーツ(中国)
業種:スポーツ・エンタテインメント
今夏に中国で新たにオープンしたスポーツ&エンタメの新たなプラットフォーム。早速、サウサンプトンの胸スポに。

【PHOTO】プレミアリーグ全20チームの1stユニホームを一挙に紹介!

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