「私やチーム、サポーターに自信を与えてくれた」ジェラードが語る盟友トーレスの3つの凄さとは?

2019年08月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

引退試合目前のF・トーレスについてジェラード、イニエスタらが語った

移籍初年度から24ゴールをあげたリバプールのホットライン、F・トーレスとジェラード。(C) Getty Images

 23日のJ1リーグ24節・ヴィッセル神戸戦で現役生活を引退するフェルナンド・トーレス。
 
『DAZN』がトーレスのラストマッチに合わせて組んだ特集「Count down to 8.23」では全4エピソードが順次公開されている。
 
 その中のひとつ、エピソード3「This Is Fernando」では、同い年の盟友イニエスタや、スティーブン・ジェラードらが3つの言葉でF・トーレスを紹介している。
 
 イニエスタは『友人』『模範』『ゴレアドール(点取り屋)』の3ワードを上げ、
「彼に出会えたことはとても幸運なことだと思うんだ。どんなときも頼りになる友人だよ。選手としてプロとして非常に模範的だった。
 
 常に高いコンディションを維持して多くのタイトルを獲得した。プレーしたすべてのチームで欠かせない存在だったんだ。スペインサッカーを代表するワールドクラスの選手だよ」と紹介。
 
  F・トーレスがJリーグで印象的だった選手として挙げた川崎のFW小林悠は『イケメン』『ストライカー』『顔小さい』と答えながらも、「オールマイティな選手という印象ですね。ヘディングも強いしスピードがある。ドリブルもできる。そんな選手に評価してもらえて光栄だ」と語った。また、イングランドでの対戦経験もある名古屋のFWジョーのコメントも放送された。

 そして、F・トーレスが選手生活で最も影響を受けた人物として挙げたのが、ジェラードだ。「私を別次元まで引き上げてくれた。彼とプレーした3年半は素晴らしい日々です。1分でもいいからあの時期に戻りたい」とF・トーレス自身からの言葉を受けて、ジェラードは盟友への想いを次のように明かした。
 
「それはお互いに思っていることで、彼こそ私のレベルを引き上げてくれた。フェルナンド・トーレスは私が一緒にプレーした選手の中でもベストの一人だ。
 
 キャリアの全盛期に一緒にプレーできた。彼の後ろでプレーするのは素晴らしかった。
 
 私は生まれながらの司令塔ではなく、ベニテス監督が指導してくれた。でも私が良いパフォーマンスを出すには完璧な9番が不可欠だった」とジェラードは語る。

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