乾貴士、まさかの出番なしで復帰戦はお預け。エイバルはマジョルカに敗れ1年前の悪夢再び…

2019年08月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

オウンゴールで勝ち越しを許す

1年でエイバルに復帰した乾。開幕節のマジョルカ戦では出場機会が巡ってこなかった。(C) Getty Images

 現地時間8月17日、2019-20シーズンのラ・リーガ開幕節で、乾貴士が1年ぶりに復帰したエイバルが、7年ぶりに1部に戻ってきたマジョルカとアウェーで対戦。注目の"新戦力"乾貴士はベンチスタートとなった。

 試合は4分にいきなり動く。ロングボールのこぼれ球を拾ったマジョルカのMFダニ・ロドリゲスがドリブルで独走し、GKとの1対1を制して先制点ゴールをゲットする。

 CFブディミールが決定機を迎えるなど、その後もマジョルカのペースが続き、エイバルはボールを保持しながらも、チャンスらしいチャンスを作れずに前半を終える。

 エイバルは56分、オレジャーナがボレーシュート。これはGKにセーブされるも、直後のCKのこぼれ球をCBパウロ・オリベイラが右足でゴールに叩き込み、同点に追いつく。
 
 これで盛り返したエイバルが主導権を握ったかに見えたが、それも束の間だった。75分、敵の右SBサストレが送り込んだクロスをクリアしようとしたP・オリベイラが、まさかのオウンゴール。悔やまれる形で再びリードを許す。

 試合はこのまま終了し、エイバルは昨シーズンの開幕節のウエスカ戦と同じスコア(1-2)で、またしても昇格組に黒星を喫する結果となった。リードを許す展開にもかかわらず、乾には最後まで出番が巡ってこなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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