久保建英がなんと最高評価に!サポーターによるプレシーズンの採点結果を地元紙が公表

2019年08月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「不可」はたった9%のみ

トップチームでは4試合・103分間の出場に留まった久保。それでも小さくない印象を残した。(C)Getty Images

 この夏、FC東京からレアル・マドリーへ加入した久保建英は、周囲から高い評価を受け続けている。8月14日には、カスティージャの一員として、2部Bのクルトゥラル・レオネサ戦にフル出場。チームは敗れたが、久保のパフォーマンスには賛辞が寄せられた。

 プレシーズンを通じて大きく話題となった久保だけに、サポーターの反応も良好だ。スペイン紙『MARCA』が同日に行なったアンケートでは、プレシーズンの久保の採点は、41%と多くのファンが「優」と回答。「良」の30%や「可」の20%を上回った。「不可」としたファンは、わずかに9%だ。

 一方、久保と同じカスティージャ登録が濃厚なロドリゴは、「優」が25%、「良」が33%、「可」が27%、「不可」が15%で、同い年のライバルを若干下回った。

 新戦力でもっとも注目されるエデン・アザールは、「不可」が46%で「可」が37%。「良」が10%、「優」はわずか7%と、手厳しい結果に終わっている。
 
 アザールだけではない。ルカ・ヨビッチは63%と大多数が「不可」で"落第"としており、フェルラン・メンディも55%が「不可」。エデル・ミリタンは47%が「不可」で44%が「可」だった。

 既存戦力でも、ティボー・クルトワ(56%)、アルバロ・オドリオソラ(51%)、セルヒオ・ラモス(64%)、ラファエル・ヴァランヌ(64%)、ナチョ(63%)、マルセロ(48%)、トニ・クロース(72%)、ルカ・モドリッチ(60%)、マルコ・アセンシオ(47%)、イスコ(64%)、ルーカス・バスケス(72%)、ブラヒム・ディアス(55%)、ヴィニシウス・ジュニオール(39%)、マリアーノ・ディアス(58%)と、大半の選手が「不可」が多くを占めている。

 なんとか"落第"を免れた面々も、ケイラー・ナバスは「可」が41%で「良」が35%。ダニエル・カルバハルは「可」が46%で「不可」が45%、カゼミーロは「可」が45%、「不可」が26%、フェデリコ・バルベルデは「可」が46%、「不可」が34%、カリム・ベンゼマは「可」が35%、「不可」が31%と、決して評価は芳しくない。

 当然、ジネディーヌ・ジダン監督の手腕も批判されており、「不可」が87%と圧倒的。「優」と「可」が6%ずつ、「良」が1%という数字に終わった。

 つまり、アンケートの対象となった選手の中で、「優」の得票率がもっとも多かったのは、久保だけなのだ。もちろん、当初の期待値の違いが大きいのは言うまでもないが、それでも、この俊英がサポーターに好印象を与えたのは間違いないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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