マドリーの久保建英がカスティージャで先発フル出場!違いを作り出すも3度の決定機を逃し…

2019年08月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

カスティージャで2試合目の出場

レオネサ戦で先発フル出場を果たした久保。惜しいチャンスもあったが……。(C)Getty Images

 現地時間8月14日、レアル・マドリーの久保建英が、カスティージャ(Bチーム)の一員として、18年に井手口陽介が在籍したことでも知られるクルトゥラル・レオネサ(同じ2部Bに所属)とのテストマッチに先発フル出場を果たした。

 7日のアルコルコン戦以来、約1週間ぶりの実戦となった久保は、その時と同じく背番号7を背負って4-3-3の右ウイングに入った。

 開始10分、エリア内で仕掛けた久保が、左サイドからシュート性のクロスを送り込むも、中の選手に合わせることができない。その1分後にも、久保のパスを起点に決定機を作り出したが、味方が決めきれなかった。

 16分には、右サイドで対峙するマーカーを鮮やかにかわすドリブルを披露。その後も視野の広さと自慢のパスセンスを活かして何度かチャンスを演出する。

 しかし28分、左サイドを崩され、クロスからのヘッドであっさり先制を許すと、34分もCKから失点。2点のリードを奪われる。
 
 反撃に出たいカスティージャは40分、左サイドでの崩しから、最後は逆サイドで残っていた久保がフリーでシュートを放つもGKがセーブ、そのこぼれ球を狙ったCFペドロのシュートもバーを叩き、ネットを揺らすことができない。

 後半に入り、50分に追加点を奪われたカスティージャは、63分、64分と久保が続け様に絶好機を迎えるも、一本目は左足、二本目は右足で狙ったシュートはいずれもGKに防がれてしまう。

 結局、カスティージャは0-3で完敗。随所に違いを作り出しながらも3度のチャンスを逃した久保には、悔しいゲームとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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