【総体】編集部が厳選!インターハイで輝きを放ったベストイレブン!J加入内定の大型FWもセレクト!

2019年08月07日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

GKには優勝チームの堅守に貢献した2年生守護神!

サッカーダイジェストWeb編集部が厳選した2019年度インターハイのベストイレブン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 8月1日まで沖縄県で熱い戦いが繰り広げられたインターハイ(全国高校総体)。今年は桐光学園が試合終了間際の劇的なゴールで富山一との決勝を制し、初優勝を飾った。
 
 粒揃いの注目株を抱える青森山田が3回戦で敗退するなど、波乱含みの展開となった今大会は、富山一、西京、京都橘などが上位に勝ち上がり、インターハイ最高成績を更新。そのため、J内定選手や世代別代表などの陰に隠れていた好素材が、一気に注目の的となるケースもあった。
 
 ここでは、サッカーダイジェストWeb編集部が独自に厳選したベストイレブンを紹介。真夏の沖縄でひと際目立ったパフォーマンスを披露した11人は以下の通りだ。
 
GK
北村公平(桐光学園/2年)
172センチと小柄ながら、群を抜く安定感と反応の速さで、今大会の失点を1に抑えたチームの堅守に貢献。決勝でも1対1のピンチを判断の良い飛び出しでスーパーセーブ。この不動の守護神の活躍がなければ、初優勝もなかった。
 
DF
田内悠貴(徳島市立/3年)
目標の初戦突破を大きく上回る、ベスト8の快進撃を見せた徳島市立。その3バックの中央で守備を牽引した。全員ディフェンスを徹底するチームで、巧みなラインコントロールと気持ちの入った守備を見せ、チームを奮い立たせた。
 
丸山以祐(富山一/3年)
最終ラインからの積極的なフィードと得意のロングスローで、守備だけでなく攻撃にも大きく貢献。準々決勝では開始4分にCKのこぼれ球を頭で押し込み、チームに勢いをもたらす先制点を奪った。
 
奈良坂巧(桐光学園/2年)
184センチの長身を活かして、競り合いに負けず、ゴール前の壁として仕事を全うした。昨年10月まで務めていたボランチで磨いたボール奪取の巧さも存分に発揮。そこから素早い縦パスを配球し、攻撃の起点にもなった。
 

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