【湘南vs A・パラナエンセ展望】ブラジル名門を相手に平塚時代以来の国際タイトル奪取なるか?

2019年08月06日 隈元大吾

湘南――鹿島戦のように、縦と横の攻撃の引き出しも発揮したい

湘南の予想フォーメーション。交代は6人までが可能。多彩な組み合わせが見られそうだ。

JリーグYBCルヴァンカップ/CONMEBOLスダメリカーナ王者決定戦
湘南ベルマーレ アトレチコ・パラナエンセ
8月7日(水)/19:00/Shonan BMWスタジアム平塚
 
湘南ベルマーレ
2019年リーグ成績:11位 勝点26 8勝2分11敗 28得点・34失点

【最新チーム事情】
●リーグ前節・鹿島戦はラストプレーで決勝点を挙げ、3-2で勝利。
●坂圭祐が劇的な決勝弾で今季初得点をゲット。
●今夏加入のクリスランが鹿島戦で移籍後初出場。
 
【担当記者の視点】
 湘南は8月7日、昨季のJリーグYBCルヴァンカップ王者として、同じくCONMEBOLスダメリカーナを制したアトレチコ・パラナエンセとの王者決定戦に臨む。技術はもちろん組織力も有するブラジルの名門に対し、湘南はコンパクトフィールドをベースとする攻撃的なディフェンスを変わらず継続できるのか。また3-2で勝利したリーグ前節の鹿島戦のように、縦と横の攻撃の引き出しも発揮したい。球際や走力も言わずもがなだ。
 
 布陣の予想は難しい。ただ、前節から中3日、次節も中3日と一定の間が確保されている。そもそもレギュラーが保証されているチームではないので、メンバー選考は疲労やコンディションを見極めながらなされそうだ。交代も6人まで可能なため、多彩な組み合わせを見られるかもしれない。
 
 招待試合を除けば、ベルマーレ平塚時代に獲得したアジア・カップウィナーズカップ以来の国際タイトルへの挑戦となる。貴重な経験と勲章を手に入れたい。
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