強奪から1年…バルサがマウコムを50億円でゼニトに売却!「ネイマール資金」調達の第一歩か?

2019年08月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

全くのノーインパクトに終わる

わずか1年でバルサを去ったマウコム。ロシアに新天地を求めた。※写真はゼニトの公式より

 現地時間8月2日、バルセロナはブラジル代表FWマウコムがロシア・リーグのゼニトに移籍することを発表した。

 バルセロナの公式ホームページによると、移籍金は4000万ユーロ(約50億円)で、500万ユーロ(約6億円)のインセンティブが付与されるという。

 バルサは昨夏、当時ボルドーに所属していたマウコムを、合意寸前だったローマから強奪する形で手中に収めた。

 だが、なかなかチームにフィットできず出番に恵まれなかったレフティーは、公式戦24試合で4ゴールと全くのノーインパクトに終わっていた。
 
 ラ・リーガ王者は目下、パリ・サンジェルマン退団を希望しているネイマールの獲得を画策しているものの、アントワーヌ・グリエーズマンに1億2000万ユーロ(約150億円)、フレンキー・デヨングに7500万ユーロ(約94億円)を費やしたため、金庫は底をついている。

 パリSGがネイマールに付けた値札は、2年前にそのブラジル代表FWの獲得した際の2億2200万ユーロ(約277億円)とも言われている。このマウコムの売却が、その資金集めの第一歩となるのか。

 フィリッペ・コウチーニョをはじめ、ウスマンヌ・デンベレ、イバン・ラキティッチ、サミュエル・ウンティティ、ラフィーニャあたりが換金候補に挙がっているが、はたして……。戦々恐々としている選手もいるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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