【J1展望】広島×札幌|中2日で臨む広島に、中13日で準備万端の札幌が襲い掛かる!

2019年08月02日 サッカーダイジェスト編集部

広島――「正直に言えば、まだ疲労が残っている」

故障者/広島=佐々木 札幌=なし
出場停止/広島=なし 札幌=荒野

J1リーグ21
サンフレッチェ広島 - 北海道コンサドーレ札幌
8月3日(土)/19:00/エディオンスタジアム広島
 
サンフレッチェ広島
今季成績(20試合終了時):5位 勝点32 9勝5分6敗 28得点・17失点
 
【最新チーム事情】
●川崎戦で膝を負傷した佐々木だったが、大事には至らず。ただ、札幌戦出場は困難か。
●野上が出場停止から復帰。左ストッパーで先発か。
●野津田が12節・鳥栖戦以来の先発へ。
●E・サロモンソンが13節・浦和戦以来のメンバー入り。
 
【担当記者の視点】
 水曜日の川崎との激闘から中2日。「正直に言えば、まだ疲労が残っている」(D・ヴィエイラ)のが当然で、とても札幌戦に向けての準備が万端に整っているとは言い難い。ただ、川崎戦で勝利したことは選手たちに自信と活気を与えていることも事実で、金曜日のトレーニングでもピッチ内には元気な声が響いていた。
 
 そのなかでも、モチベーションの高さが印象に残ったのは野津田。トレーニング場には先頭を切って入り、一つひとつのメニューを念入りにこなす。トレーニング後の個人練習では黙々とキックを蹴り続け、来るべき時に向けて武器となる左足を研いでいた。
 
「自分の強みである攻撃性をもっと出さないといけないし、自分の武器をチームの武器にしていきたい」と意気込む野津田に対し、城福監督は「サブに入った時のウォーミングアップでも、もっともやっている選手。ずっとやり続けてくれているひとり」と評価。「力は入って多少ミスするのは承知の上で、やってこいって送り出したい」と期待を込めている。
 
 前回対戦のアウェーでの戦いは、広島が戦術的・戦略的な変化を遂げるきっかけとなった試合でもある。札幌ドームでの屈辱を乗り越え、成長した姿を見せたい。

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