清水の北川航也が移籍前提のメディカルチェックで渡欧!新天地はオーストリア名門クラブか?

2019年07月27日 サッカーダイジェスト編集部

「正しい選択なのかわかりませんが」

海外への移籍のため渡欧する北川。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 J1の清水エスパルスは7月27日、北川航也が欧州クラブへの移籍を前提としたメディカルチェックのため渡欧すると発表した。なお移籍交渉先の意向によりクラブ名は非公表となっている。

 北川は1996年生まれの23歳で清水ユースから2015年にトップ昇格。プロ1年目から出場機会を掴み、18年シーズンの昨季は32試合で13得点・7アシストの成績を残した。するとその活躍が認められ、19年の1月に行なわれたアジアカップを戦う日本代表に選出。今季もチームの中心選手として、J1で全試合に先発するなど20試合・6得点の活躍を見せていた。

 なお、移籍先についてはオーストリアのラピド・ウィーンが濃厚だと地元メディアが伝えており、ラピド・ウィーンはリーグ最多の32回の優勝を誇る名門クラブ。しかし、最後にリーグ優勝したのは2007-08年シーズンと低迷中だ。
 
 北川は清水の公式サイトを通して、以下のようにコメントしている。
 
「この度、メディカルチェックのために渡欧することになりました。シーズン途中でチームを離れることが正しい選択なのかわかりませんが、海外でプレーしたいという自分の夢が叶うチャンスをいただいたので、その夢を掴みにいきたいということで決断しました。クラブからも後押ししていただけたので、自分は強い気持ちを持ってチャレンジしてきたいと思います。ジュニアユースからエスパルスでお世話になり、今年で11年目になりますが、たくさんの経験をさせていただき、自分がここまで大きくなれたのは、エスパルスに関わる全ての皆さんのおかげだと思います。これまで過ごしてきた一日一日が自分にとって大きな思い出であり宝物です。チームを離れることになりますが、自分の可能性を信じて大きく成長し、また皆さんと会えたらと思います。遠くから良いニュースを届けられるように頑張ってきます。ありがとうございました。行ってきます!」
 
構成●サッカーダイジェスト編集部
 
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