神戸に4人目の“元バルサ”フェルマーレンが加入。守備再建の救世主となるか

2019年07月27日 サッカーダイジェスト編集部

昨季限りでバルセロナとの契約は満了していた

神戸への加入が決まったヴェルメーレン。守備再建の救世主として期待が懸かる。(C)Getty Images

 ヴィッセル神戸が7月27日、FCバルセロナからトーマス・フェルマーレンが完全移籍で加入したことを発表した。
 
 オランダのアヤックスユースで育ったベルギー人DFは、2003年にトップチームに昇格すると、翌年にエールディビジ(オランダリーグ)優勝を経験。その後、09年6月にイングランドの名門アーセナルに移籍し、09―10シーズンにリーグベストイレブンに選出されるなど、主力として活躍する。
 
 スペインのバルセロナに加入したのは14年8月。16―17シーズンにはイタリアのASローマにローンで移籍した他、度重なる故障に苦しみながらも4シーズンでラ・リーガ(スペインリーグ)34試合・1得点を記録した。
 

 33歳を迎えた昨季も怪我に悩まされ、リーグ戦では9試合の出場にとどまると、シーズン終了後に契約が満了し、フリーの身になっていた。
 
 06年3月にデビューしたベルギー代表では、通算74試合・1得点。昨年のロシア・ワールドカップにもメンバー入りしたが、ラウンド16の日本戦には出場しなかった。
 
 神戸に加入した"元バルサ"の選手は、このベルギー代表DFで4人目。今季はリーグで2番目に多い36失点を喫しているチームにとって、守備再建の救世主として大きな期待が懸かる。
 
構成●サッカーダイジェスト編集部
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