７月27日に行なわれる『楽天カップ』でヴィッセル神戸と対戦するバルセロナのエルネスト・バルベルデ監督が26日、会場となるノエビアスタジアム神戸で前日会見に臨んだ。
 
　神戸のトルステン・フィンク監督とアンドレス・イニエスタ、バルサのセルヒオ・ブスケッツともに会見に臨んだスペイン人指揮官は、明日の試合に向けて、次のように抱負を語った。
 
「ヴィッセル神戸は、バルセロナのメインスポンサーである楽天がオーナーを務めるクラブだ。そして、元バルサのイニエスタ、サンペール、ビジャの３人がいる。彼らはとてもクオリティーが高い選手だ。我々は神戸といい試合をして、関係を深めていきたい。そして、ファンの方々には試合を楽しんでほしい」
 

　故障を抱え、23日のチェルシー戦はベンチから外れた安部裕葵については、「明日の出場は難しい。昨日の練習でも状態が厳しかった」とし、起用しないことを明言。実戦デビューはお預けとなる見込みとなった。

　冒頭15分だけが公開された前日練習では、会見を終えたイニエスタと談笑する場面も見られた安部だが、トレーニングには参加しなかった。
 
　また、バルベルデ監督は、コンディション不良のDFジェラール・ピケについても、「深刻な状態ではない」としながらも、欠場させることを明らかにしている。
 
取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部）

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