【J1ベストイレブン】国内ラストマッチの前田大然がMVP!海外から復帰の宇佐美貴史と関根貴大も選出|20節

2019年07月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

新戦力3人が早速ベストイレブン入りの大活躍!

【20節のベストイレブン】
(c)サッカーダイジェスト/(c) J.LEAGUE PHOTO

 J1リーグは、7月20日に各地で第20節の8試合が行なわれた。ここでは、『Jリーグワールドチャレンジ2019』の影響で開催が先送りとなっている川崎対大分以外の試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介する。
 
 ポルトガルのマリティモヘの移籍が決まった松本の前田大然が国内でのラストマッチで、貴重なゴールと自慢のスプリント力で攻守にわたり貢献し、自身の花道を飾った。
 
 前田のゴールは持ち前の走力を活かして、倒れ込みながらもゴールに流し込んだ泥臭さを感じさせるゴールだった。「勝つことはできなかったですけど、皆で掴んだ勝点1だと思っています。引き分けでしたけど、勝ったような雰囲気になったので、それは次につながるんじゃないかなと思います」と試合後に語ったように、チームの雰囲気を盛り上げるゴールとなった。
 
 松本からは、前田とともに、ボランチのパウリーニョも選出。4試合ぶりの先発となったが、守備面でも貢献し、後半アディショナルタイムのラストワンプレーという場面でゴールを決める活躍ぶりだった。
 
 FWでは海外からの復帰戦となったG大阪の宇佐美貴史を選出。技術の高さとスルーパス、最後に取った同点弾と抜けたエースのファン・ウィジョの穴を埋めて余りある活躍だった。
 もうひとり海外からの復帰選手で選ばれたのは、浦和の関根貴大。1アシストのほか、得点機に多く絡みチームに久々の快勝をもたらした。浦和からは、関根と逆サイドに位置し、得点も挙げた橋岡大樹も選出された。
 
 仙台の前守護神、シュミット・ダニエルの後釜として加入したGKヤクブ・スウォヴィクは、ディフェンスリーダーのシマオ・マテとともに仙台の堅守を支え、揃って選出。
 
 また首位のFC東京からは、前節の"多摩川クラシコ"敗戦の嫌なムードを払拭するゴラッソを放ったMF大森晃太郎を選出。対戦相手の清水に押し込まれる展開のなか、1対1の仕掛けで相手DFを振りきり、左足を振り抜いたミドルシュートで先制点を挙げた。その後は守備面でも献身性を示し、首位チームの底力を見せつけた。同じく攻守に存在感を発揮した小川諒也とともに今季初選出となった。
 
そのほか、自身も2得点で、チームの大量得点を呼び込んだ札幌のジェイ。1ゴール・1アシストの鹿島のレアンドロを選出した。

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