デポルティボに加入した柴崎岳が現地で入団発表! 「チームに貢献し、1部昇格を達成したい」

2019年07月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

サポーターからは「ようこそ!」と日本語でのメッセージも

ユニホーム姿ではないが、ホームスタジアムとなる新天地での第一歩を踏み出した柴崎。女子チームに在籍する山本摩也も交えて記念撮影もした。 (C) Getty Images

 現地時間7月22日、スペイン1部ヘタフェから、2部のデポルティボに移籍した柴崎岳が、現地で入団会見に臨んだ。公式ツイッターアカウントおよび現地紙『EL Ideal Gallego』などが報じている。

 クラブは「彼はチームの組織的な重みを持つ。コンビネーション、そして1対1、チームの組織として重要な存在になる」と柴崎を歓迎。現在2部のデポルティボにとっての今シーズンの命題は1部昇格であり、その切り札として期待される柴崎は「デポルティボは僕をMFとして必要としてくれた。だからこそ、僕はここでプレーしたいと強く思い、今回の移籍に繋がりました」とコメントしている。

 昨季は所属チームのヘタフェで出場機会に恵まれなかった柴崎だが、日本代表として参加したコパ・アメリカでは、主将として攻守に渡り存在感を発揮した。今夏はメキシコ・プーマスからの強い関心も伝えられたが、その間もデポルティボからの熱心な勧誘は続いていたとみられる。

 今回の移籍については「ガク本人と、彼の代理人による多大なる努力があった」とクラブ側が発言している。契約では、もし今シーズンに昇格が達成した場合のみ、移籍金がヘタフェに払われることになっている。

 この1月にも加入が囁かれてた柴崎に対し、現地のファンも歓迎ムード。この日は日本メディアのほかサポーターも多く駆け付けたようで、現地メディア『Riazor』は「破格の出迎えだ」と驚きを表わしている。

 当の柴崎は「熱狂的なファンに出迎えてもらえてとてもありがたい。その期待に、クラブを1部昇格を達成することで応えたい」と意気込んだ。

 柴崎がスペインの2部でプレーするのは、テネリフェ時代の2016-17シーズン以来。新天地で昨季の鬱憤を晴らす活躍ができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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