C大阪対仙台はスコアレスドロー。6月MVPのシマオ・マテがさすがの存在感で無失点に貢献

2019年07月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

仙台はJ・スウォビィクとD・アコスタがJデビューに

C大阪の猛攻にもシマオ・マテは身体を張った守備で無失点に抑えた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 7月20日、J1リーグ20節C大阪対仙台の一戦がヤンマースタジアム長居で行なわれ、お互いにチャンスを決め切れずスコアレスドローとなった。
 
 リーグ戦4試合負けなしの6位・C大阪のホームに、13位・仙台が乗り込んだ一戦は、互いに4-4-2の布陣で挑むミラーゲームに。名古屋からのオファーを断り残留を決めたホームチームの柿谷曜一朗はベンチ外で、4試合ぶりの出場はお預け。アウェーチームは新加入のGKヤクブ・スウォビィクが先発出場し、Jデビューを果たした。
 
 試合の立ち上がりはC大阪がボールを握る展開に。前線へロングボールを送り、これを2トップのブルーノ・メンデスと奥埜博亮が追うもシュートまでは持って行けず。一方の仙台は中盤でのボール奪取からカウンターを狙う。
 
 15分、前線でロングパスを受けたB・メンデスが力強いフィジカルでキープ。相手DFを剥がして持ち上がり右サイドからクロスを送ると、フリーの清武弘嗣がダイレクトシュートを放つ。しかし、これはクロスバーの上へ。
 
 その後、サイドからの再三のクロスでチャンスを作るC大阪だったが、得点には結びつかない。今シーズン、前半に失点する場面が多かった仙台だが、シマオ・マテを筆頭に身体を張って守り切り、無失点で前半を終えた。

 後半は両者ともにゴールに迫るも、シュートはなかなか枠内に飛ばず、にらみ合いが続く。

 C大阪は68分にレアンドロ・デサバトからのフィードを水沼宏太が右サイドから折り返し、ゴール前で途中出場の高木俊幸が合わせるも、仙台のJ・スウォビィクがしっかりとセーブ。元ポーランド代表が立ちふさがる。
 
 一方の仙台は84分に石原直樹に代えて新戦力のストライカー、ジオゴ・アコスタを投入。前線にフレッシュな選手を加えてゴールを狙う。
 
 しかし、試合はこのまま最後まで両チーム得点を奪えず、スコアレスドロー。C大阪は5試合負けなしで勝点31の6位、仙台は3試合勝ちなしの勝点23の13位と、お互いに順位に変動はなかった。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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