大迫勇也をレジェンドが推薦! ブレーメン移籍の「舞台裏」とは?

2019年07月20日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ケルンでチームメイトだった大迫に惚れ込み…。

ピサーロ(左)は大迫(右)の才能に惚れ込み、ブレーメン幹部に推薦していたという。(C)Getty Images

 日本代表FWの大迫勇也は昨夏、ケルンから名門ブレーメンに新天地を求めている。
 
 その裏には、あるベテランの"推薦"があったという。元ペルー代表のストライカー、クラウディオ・ピサーロだ。ピサーロは17-18シーズンにケルンでチームメイトとなった大迫の才能に惚れ込み、18年夏に古巣ブレーメンに復帰した際、クラブ幹部に大迫を推していたのだ。
 
 ピサーロは『ワールドサッカーダイジェスト2019年7月18日号』の独占インタビューで、ヘスス・スアレス記者に「君はストライカーとして、ひとつの境地に達しているように見える。例えば、ケルン時代にチームメイトだった大迫勇也をブレーメンに推薦したのは君なんだろ? ライバルとなる後輩に対しても寛容だ」と聞かれ、次のように答えている。
 
「優秀な後輩がいたら、自分の経験を伝えたい。それでチームの競争力が上がるなら、私は大歓迎さ。伝達することは、フットボールの世界で生きてきた自分の役割だと思っている」
 
 ブレーメン歴代最多得点記録(151ゴール)やブンデスリーガ最年長得点記録(40日227日)を持つピサーロ。そんなレジェンドに才能を認められ、薫陶を受けられる大迫は、ブレーメン2年目となる新シーズンにどんな活躍を見せるのか。要注目だ。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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