アグエロ、レバンドフスキなどワールドクラスがずらり!「1988年生まれ」でベスト11を組むと?

2019年07月13日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

とりわけタレントが豊富なのがアタッカーだ

『ワールドサッカーダイジェスト』誌が選んだ1988年生まれのベスト11。(C)Getty Images

 生年ごとにベスト11を選んで「最強世代」を見つけ出すのが、『ワールドサッカーダイジェスト』誌で好評連載中の「年代別ベスト11」だ。その9回目は、「1988年生まれ」でメンバーを組んだ。

 とりわけタレントが豊富なのが、攻撃陣だ。2トップはともにメガクラブでエースを務めるアグエロとレバンドフスキ。決定力抜群の両ストライカーは、毎シーズン、コンスタントにゴールを量産している。

 両サイドには、エジルとディ・マリアを配置。創造性あふれる仕掛けで、強力2トップに数多くのチャンスを供給してくれるはずだ。かつてR・マドリーで同じ釜の飯を食った仲だけに、連携にも期待したい。

 そのアタッカー陣を支えるダブルボランチは、ブスケッツとラキティッチのバルセロナ・コンビ。攻撃を組み立て、試合をコントロールするだけでなく守備でも貢献する。

 最終ラインも多士済々だ。左SBのマルセロは昨シーズンこそ不振に喘いでいるものの、フンメルス、ボアテングのドイツ人コンビとともに実績は折り紙付きだ。疲れ知らずの上下動が魅力の右SBコールマンを含め、DFラインを構成する4人は攻撃力に優れ、インテリジェンスも持ち合わせている。

 ただ、他のポジションと比べると、その右SBとルイ・パトリシオを選出したGKがやや不安で総合評価は「S」に留めた。
総合評価「S」(SS、S、A、B、C、Dの6段階)

●1988年生まれのベスト11●
【GK】
ルイ・パトリシオ
代表:ポルトガル代表
現所属クラブ:ウォルバーハンプトン

【DF】
マルセロ
代表:ブラジル代表
現所属クラブ:R・マドリー

マッツ・フンメルス
代表:ドイツ代表
現所属クラブ:ドルトムント

ジェローム・ボアテング
代表:ドイツ代表
現所属クラブ:バイエルン

シェイマス・コールマン
代表:アイルランド代表
現所属クラブ:エバートン

【MF】
アンヘル・ディ・マリア
代表:アルゼンチン代表
現所属クラブ:パリSG

セルヒオ・ブスケッツ
代表:スペイン代表
現所属クラブ:バルセロナ

イバン・ラキティッチ
代表:クロアチア代表
現所属クラブ:バルセロナ

メスト・エジル
代表:元ドイツ代表
現所属クラブ:アーセナル

【FW】
セルヒオ・アグエロ
代表:アルゼンチン代表
現所属クラブ:マンチェスター・C

ロベルト・レバンドフスキ
代表:ポーランド代表
現所属クラブ:バイエルン

※『ワールドサッカーダイジェスト』2019年5月2日号より転載・加筆
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