「クボとロドリゴが加入したマドリーBは“スーパーチーム”」スペイン紙が久保建英に注目!

2019年07月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「コパ・アメリカでブレイク」と紹介

マドリーBの中心選手と期待される久保(左)とロドリゴ(右)。その共演に注目だ。(C)Getty Images

 7月7日付けのスペイン紙『Marca』が、レアル・マドリーのカスティージャ(Bチーム)に加入した久保建英を取り上げている。

 記事では、ジネディーヌ・ジダン監督率いるトップチームが次々に新戦力を獲得し、クラブからバックアップを受けているのと同様に、カスティージャで本格的に監督キャリアをスタートされるラウール・ゴンサレスも「スーパーチーム」を指揮することになる、と紹介。なかでも、新加入のタケフサ・クボとロドリゴが際立っており、このふたり、とりわけ後者はシーズン中にトップチームに上がる可能性がある、と伝えている。

 久保については、次のように綴られている。

「クボはバルセロナのアカデミーで育った日本人アタッカーで、(契約切れとなった)ボスマン選手のため、移籍金なしで獲得することができた堀り出し物だ。先のコパ・アメリカでブレイクし、非常に期待されている」
 
 同じ18歳で、サントスから移籍金4500万ユーロ(約56億円)で加入したブラジル人FWロドリゴについては、「昨シーズンのヴィニシウス・ジュニオールのような貢献が期待される」としている。

 さらに、ラージョ・マハダオンダ(2部)の17歳のMFフェルンナンド・ゲレーロ、レアル・サラゴサ(2部)の20歳のアタッカー、アルベルト・ソロという逸材の契約にも近づいているという。

 マドリーは、クラブのレジェンドであるラウールが、将来的にトップチームで指揮を執ることを望んでおり、監督キャリアのスタートを成功させるためにも、最高の戦力を用意する、と記事は締め括っている。

 カスティージャが戦うのはスペインの2部Bリーグ(実質3部)で、2部昇格が目標となる。ロドリゴとともに「注目株」として取り上げられた久保への期待は、高まるばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事