「まさに悪夢のような日々」「ガンバ復帰がベストだ」リーズ地元紙が井手口陽介の“現状”を特集!

2019年07月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

リーズとの契約は2022年夏まであるが…

いまだ去就が定まっていない井手口。宇佐美に続いてガンバ復帰を果たすのだろうか。(C)Getty Images

 元日本代表MFの新天地はどこになるのか。
 
 イングランド2部のリーズ・ユナイテッドに所属する井手口陽介の去就について、リーズ地元紙『Leeds Live』がレポート記事を掲載。「もはやリーズに居場所はなく、ガンバ大阪に復帰するのがベストな選択だろう」と記している。
 
 同紙は井手口が現在、日本国内で自主トレーニングに励んでいると報じた。選手本人がインスタグラム上にアップした香川真司、浅野拓磨らとの写真を転載し、「彼にとってヨーロッパでの日々はまさしく悪夢の連続だった。いまはユース年代を過ごしたガンバへの復帰が取り沙汰されているが、まだ正式契約には至っていない」と伝えている。
 
 井手口は2018年1月に、G大阪からリーズへ移籍。すぐさまスペイン2部のクルトゥラル・レオネサにレンタル放出され、半年後にリーズへ戻るも、今度はドイツ2部のグロイター・フュルトに貸し出された。『Leeds Live』紙は「イデグチはヨーロッパで過ごしてきた18か月間、そのほとんどで怪我に苦しめられた。グロイター・フュルトでは9月から5月までを棒に振り、わずか7試合に出場したのみ。クラブ側は完全移籍での獲得を望んだようだが、結局実現しなかった」と綴る。
 
 そして、新シーズンに臨むリーズにおいて、井手口が活躍する場はないと明言。「もはやリーズでの未来をイメージするのは難しく、おそらく彼がソープ・アーチ(リーズ練習場)に戻ってくることはない」とし、「まだ22歳。すべての事象を鑑みれば、ガンバに復帰することがベストな選択だろう」とエールに近い"結論"を提示した。
 
 はたして古巣復帰の運びとなるのか、それともあくまで欧州でのチャレンジを継続するのか。リーズと井手口の現行契約は、2022年6月末までとなっている。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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