【J1ベストイレブン】神戸のクラッキがまたしても圧巻のプレー!スペインの戦友ビジャもセレクト|17節

2019年07月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

FC東京の永井はイニエスタと並ぶ高評価。

【17節のベストイレブン】

 J1リーグは、6月29日、30日に各地で第17節の9試合が行なわれた。ここでは、今節の試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介する。
 
 第4子の誕生で一時帰国していたアンドレス・イニエスタが2試合ぶりに復帰し、15節のFC東京戦に続き名古屋戦でも、圧巻のプレーで観客を沸かせた。
 
 激しい打ち合いとなった神戸と名古屋の一戦でイニエスタは、繊細なボールタッチで攻撃を牽引。すると、63分には狙いすましたミドルシュートで、その6分後にはPKを流し込み2ゴールを奪う。結果、内容ともに素晴らしいパフォーマンスを見せた神戸のクラッキを採点「7.5」で今節のMVPとした。
 
 さらに神戸からはダビド・ビジャも選出。巧みなドリブルで相手DFを翻弄した先制点など、イニエスタと同じく2得点の活躍で勝利に貢献した。
 
 横浜との首位攻防戦を制したFC東京からは、ナ・サンホと永井謙佑をチョイス。前者は貴重な同点弾を挙げ、後者は逆転ゴールはもちろん、試合を決めたディエゴ・オリヴェイラの2得点はこの男から生まれた。イニエスタと並ぶ高採点での選出となった。
 
 また、3試合ぶりの白星で2位に浮上した川崎からは、狙いすましたクロスで先制点をアシストした車屋紳太郎。6戦負けなしとしたG大阪からは、2ゴールを決めたファン・ウィジョ。リーグ戦の連勝を4に伸ばし波に乗る仙台からは、安定感抜群のセービングで失点を1にとどめたシュミット・ダニエルを選んだ。
 
 そのほか、二度の同点ゴールでチームに勝点1をもたらした広島の柏好文。自身の今季初ゴールで試合を決定付けたC大阪の清武弘嗣。身体を張った守備で浦和のFW陣に仕事をさせなかった大分の鈴木義宜。今季初ゴールを決めた鳥栖の高橋秀人をベストイレブンに選出した。
 

次ページ【今節のベストイレブン】の採点&寸評

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事