ビジャ、今季7点目となるゴールも… 神戸は終盤に同点弾を許し連勝ならず

2019年06月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

敵陣でのパスカットから電光石火のショートカウンターが炸裂!

ビジャが今季7ゴール目となる先制点を奪った。写真:徳原隆元

 J1リーグは6月22日、各地で16節の6試合を開催。ノエビアスタジアム神戸では、ヴィッセル神戸対大分トリニータの一戦が行なわれた。

 試合は序盤に動いた。開始6分、神戸は前線から自陣でつなぐ相手のパスを追い回し、ウェリントンがカット。そのままダイレクトでラストパス。これをダビド・ビジャが右足ダイレクトで流し込み、ネットを揺らした。神戸がビジャの2試合ぶりとなる今季通算7ゴール目で先制する。ビジャはここ4試合で3ゴール目となった。

 しかしその2分後、大分は相手のミスに乗じてボールを奪うと、最後はオナイウ阿道が押し込み、すぐさま同点に追いつく。オナイウは今季通算6点目。

 その後、互いにゴール前のチャンスを窺う展開となるが、スコアを動かしたのはホームの神戸だった。26分、ウェリントンがGK高木駿がキープするボールを引っ掛け、そのまま押し込み、ネットを揺らす。神戸が勝ち越しに成功した。

 前半を1点リードで折り返した神戸は、後半も追加点こそ奪えないものの安定した試合運びを見せる。神戸のリードのまま終盤に入るが、大分が意地を見せる。89分、後方からのスルーパスに反応した小林成豪が抜け出し、右足アウトでゴールへ蹴り込む。大分が2-2の同点に追いついた。

 結局試合は、2-2でタイムアップ。神戸はホームで勝点3を掴み切れず、勝点を18とするにとどまった。大分はなんとか勝点1をモノにし、同26に伸ばした。
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