エクアドルは一番やり辛い相手?運命の第3戦へ川島永嗣が抱く危機感【コパ・アメリカ】

2019年06月23日 本田健介(サッカーダイジェスト)

「僕らの対応力が求められる」

真剣な表情で練習に励んだ川島。エクアドル戦への意気込みを語った。(C)SOCCER DIGEST

 6月22日、コパ・アメリカに参戦している日本代表は、第3戦のエクアドル戦(6月24日[日本時間25日の8時])へ向けてトレーニングを行なった。
 
 12チームが3つのグループに分かれて戦っている今大会は、各組上位2か国と、3位チームの成績上位2か国、計8チームが決勝トーナメントに進出する。
 
 グループCに所属する日本は、チリ(0-4)、ウルグアイ(2-2)と対戦して1分1敗の3位。エクアドルに勝利し、成績で他グループの3位チームを上回ればベスト8入りを果たせるが、「一番やり辛い相手になると思います」とエクアドルを警戒するのはGK川島永嗣だ。
 
 川島がそう語るには、次のような理由がある。
 
「身体能力も高いですし、他のチームと比べてアバウトにやってくるところもあると思うので、僕らの対応力が求められます。そういう意味で難しいゲームになるかなと感じます」
 
 さらにエクアドルはすでに2敗しているが、「南米のチームはプライドがあると思いますし、それこそ自分たちが招待されている中で(日本は招待国として参加)、絶対に勝ちたいという想いでくるはずです。自分たちもここまで良いゲームができたからといって気を緩めてはいけないと思います」と強調した。
 
 もっとも先日のウルグアイ戦は2-2のドローに持ち込むなど、チームに成長も感じているという。
 
「日を追うごとに皆、やることがハッキリしてきています。ゲームをしないでこの大会に臨んだので、実際にゲームをしていくなかで自分たちの距離感、感覚、意識は強くなりました」
 
 そして「今の若い年代の選手はあまり話さないですが、内に秘めているものは大きいと思います。A代表で試合に出ても普通にやっているので、次も秘めているものをピッチで出して、結果につなげたいです」と意気込んだ。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
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