鳥栖、引退発表のF・トーレスは出場せず3連敗… 札幌がジェイの今季初ゴールなどで3-1勝利!

2019年06月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

フェルナンド・トーレスは23日に都内で引退会見

札幌戦での出番はなかったF・トーレスは、23日に都内で引退会見を行なう。果たして、どんな言葉が語られるのだろうか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは6月22日、各地で16節の7試合を開催。札幌厚別公園競技場では、北海道コンサドーレ札幌対サガン鳥栖の一戦が行なわれた。

 鳥栖は21日に今季をもっての引退を発表したフェルナンド・トーレスがベンチ入り。途中起用での出場に注目が集まった。

 試合は前半、札幌がセットプレーでスコアを動かす。19分、CKのチャンスを掴むと、ルーカス・フェルナンデスのクロスをファーサイドで石川直樹が合わせ、ゴールネットを揺らす。ホームの札幌が幸先よく先制する。

 札幌はさらに31分、再びCKを得ると、L・フェルナンデスのクロスに今度はジェイが打点の高いヘッドでネットを揺らす。ジェイの今季リーグ戦初ゴールで札幌がリードを広げる。

 鳥栖は2点ビハインドで迎えた後半に反撃。前半立ち上がりに松岡大起の負傷により途中出場した金崎夢生がゴール前のこぼれ球を押し込み、今季初ゴールで1点差に迫る。しかし札幌は84分、カウンターを発動。チャナティップがドリブルで持ち上がり、併走した鈴木武蔵へラストパス。鈴木はDFひとりを鮮やかなヒールターンでかわすと、左足でゴール左に叩き込み、札幌が勝負を決める3点目を奪う。

 鳥栖は、79分までに3人目の交代を行ない、この日のF・トーレスの出番はなかった。23日には都内で引退会見を行なう予定で、決断の経緯や理由などが語られると見られる。

 結局、試合は3対1でタイムアップ。札幌が鳥栖を下し、勝点を27に伸ばした。札幌はここ4戦負けなし。一方の鳥栖は3連敗で勝点13にとどまり、今節の最下位脱出はならなかった。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事