「お前ら、愛してるぜ…」マドリー移籍のアザールがチェルシーのグループチャットに送った“ラストメッセージ”

2019年06月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

チェルシーの“元同僚”が明かしたチャットの内容とは?

チェルシーを退団したアザール。古巣のチームメイトたちに残したメッセージが話題を呼んでいる。 (C) Getty Images

 念願のレアル・マドリーへの入団を果たしたエデン・アザールは、約7年に渡ってプレーしたチェルシーの同僚たちに、どうやって別れを告げたのか。その去り際が明らかになった。

 今月7日、このベルギー代表MFは、以前から「プレーするのが僕の小さい頃からの夢だ」と公言してきたマドリーと5年契約を締結。移籍金は1億ユーロ(約130億円)+ボーナス2000万ユーロ(約26億円)と言われ、現時点で今夏のマーケットにおける最高額を叩き出している。

 そのアザールが、チェルシーの仲間に送った"ラストメッセージ"が話題となっている。コメントの内容を明かしたのは、イタリア代表DFのエメルソンだ。

 アメリカのスポーツ専門メディア『ESPN』のブラジル版でエメルソンが明かしたところによると、アザールはある日突然、チェルシーの選手が日々やり取りをしている『WhatsApp』のグループ内で、別れの挨拶をしたという。
 

「あいつ(アザール)は、突然、『ありがとう……。お前ら、愛してるぜ』って送ってきたんだ。おかしいなとは思ったよ。あいつが別れを告げるまで、僕らは移籍について何も知らなかったんだ。だからメッセージが送られてきてから、しばらくして、"エデン・アザールが退出しました"っていう表示がされた時に『クソッ! 本当にアイツはいなくなってしまうんだな』って思ったね」

 ちなみにエメルソンによれば、アザールのラストメッセージを受けて以来、そのグループチャットには、誰も書き込みをしていないようだ。

 ブルーズのファンを何度となく熱狂させてきた男の去り際は、実に"クール"だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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