初来日イベントでポグバがマンU退団を示唆! 「新しい場所で、新しいチャレンジをするタイミングだ…」

2019年06月16日 羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb)

「チームで色々あったなかで…」

日本に初来日したポグバが自身の去就について口を開いた。 (C) SOCCER DIGEST

 6月16日、都内で行なわれたアディダスのイベント『TANGO LEAGUE TOKYO FINAL』にマンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFのポール・ポグバが登場した。

『TANGO LEAGUE』の勝者ラゾFCとのフットサル対決や弓道の達人との対決など、終始和やかムードだったポグバは、イベント終了後に取材に応じた。

 まず、今回が初来日だというフランス・サッカー界のカリスマは日本の印象について、「これだけ日本に僕のファンがいるとは思わなかったので驚いた」と語った。

 また、チームがプレミアリーグで6位に沈み、自身もピッチ内外の様々な喧騒の影響を受け、浮き沈みが激しかった2018-19シーズンのパフォーマンスについては次のように振り返った。

「シーズン中は色々あったけど、(シーズン前には)国を代表して、チームのみんなとワールドカップで優勝できたから、素晴らしい一年だったと言えるよ」
 
 そのポグバは今夏の移籍市場でのユナイテッド退団が取り沙汰され、英国メディアなどでは、古巣ユベントスへの復帰や同胞のレジェンドであるジネディーヌ・ジダンが率いるレアル・マドリーへの電撃加入が紙面をにぎわせている。

 本人の胸中はどうなのか? 取材で直撃すると、少し眉をひそめ、言葉を選ぶようにして次のようにコメントした。

「そうだな……。マンチェスターに戻ってきて3年で良い時と悪い時があったなかで、とくに昨シーズンはチームのなかで色々あった。僕にとってはベストシーズンだったけどね。ただ、タイミング的には、そろそろ新しい場所で、新しいチャレンジをするべきじゃないかと思っている。皆さんの噂するように色々と考えているよ」

 真剣な表情をするポグバから紡ぎ出されたこの言葉を鵜呑みにすれば、3年前に当時の史上最高額となる1億500万ユーロ(約134億円)でやってきたビッグスターは、再びユナイテッドを退団することになるかもしれない。

 はたして、今夏の移籍は実現するのか。ポグバの動向から目が離せなくなってきた。

取材・文●羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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