【J1採点&寸評】清水3-2横浜|諦めない姿勢が生んだ89分からの2ゴール。MOMはもちろん逆転弾の大卒ルーキー!

2019年06月16日 古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

清水――終盤の2ゴールで劇的勝利!

【警告】清水=竹内(11分)、ドウグラス(24分) 横浜=ティーラトン(8分)、M・ジュニオール(18分、82分)、遠藤(19分)
【退場】清水=なし 横浜=M・ジュニオール(82分)
【MAN OF THE MATCH】西澤健太(清水)

[J1リーグ15節]清水3-2横浜/6月15日(土)/アイスタ
 
【チーム採点・寸評】
清水 7

2度リードを許すも、最後まで諦めない姿勢が実を結び、89分と90+1分の2ゴールで劇的な逆転勝ち。雨の中のサポーターに今季4勝目を贈った。

【清水|採点・寸評】
GK
1 西部洋平 6

2失点ともに難しいシーンでGKを責めるのは酷なシーンに。キックミスもあったが、雨の中の難しい試合でセーフティにプレーを続けた。
 
DF
3 ファン・ソッコ 6 (85分OUT)

これまで以上に戦う姿勢を前面に押し出してプレー。危険なファウルがあったが、失点が多いチームに喝を入れる意味では効果的に映った。
 
18 エウシーニョ 6.5
試合を通して遠藤のケアのため守備に重きを置いたか。とはいえ決勝ゴールにつながるインターセプトからのドリブル、ラストパスでアシストを記録した。

25 松原 后 6.5
仲川を徹底したマークで抑えていたが、2失点目は一瞬の隙を突かれた。ただCKから得点を挙げ、良質なクロスを幾度も供給するなど好パフォーマンス。
 
26 二見宏志 6.5

相手のスピードあるオフェンス陣に粘り強く対応。竹内の交代後はキャプテンマークを巻き、チームを統率した。MOMに推薦したいがインパクトでは西澤に軍配。
 
MF
6 竹内 涼 6(71分OUT)

ボランチでスタートし、途中からは4-1-4-1のインサイドハーフに。その結果、前へのプレッシャーを効果的にかけることに成功した。
 
20 中村慶太 5.5(HTOUT
クロスやシュートまで持ち込む技術は特筆すべきだが、最終局面での精度を欠いた。打撲の痛みが強く前半で交代。
 
22 ヘナト・アウグスト 6
怪我明けで本領発揮とはいかなかったが、4-1-4-1のアンカーに入ってからは、役割がはっきりしたのかのびのびとプレー。
 
30 金子翔太 6
後半から中央にポジションを変えたことで、存在感を発揮。豊富な運動量でチームのために90分間走り抜いた。
 

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