「指揮官の理想とするSBだ」トッテナムが酒井宏樹を注視? 欧州メディアが報じる

2019年06月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クラブが気にしているのは彼の年齢だ」

マルセイユでは不動の右SBとして活躍する酒井。プレミアリーグ挑戦の可能性はあるのか。 (C) Getty Images

 欧州のスポーツチャンネル『Sky Sports』は、「プレミアリーグのトッテナムが酒井宏樹を注視している」と報じた。

「ポチェティーノは、来シーズンに向けてこの夏の移籍市場で、両SBを強化したいと考えているようだ。今季の躍進を支えたDF陣のうち、右SBのキーラン・トリッピアーとセルジュ・オーリエについては、適切なオファーがあれば受け入れる準備を整えている」

 その穴埋めとして候補に挙げられているのが、リーグ・アンのマルセイユでプレーする酒井宏樹だという。

 酒井はマルセイユで右SBのポジションを確保。2018-19シーズンは27試合に出場、1ゴール・4アシストという記録を残している。

 スピードと運動量があり、鋭いクロスで得点にも貢献もできる。攻守に渡って活躍できる酒井は、ポチェティーノ監督の求める理想のSB像にピッタリ当てはまるという。

 ただし、また正式にオファーには至っていない。というのも、トッテナム側にとってネックとなるのが29歳という酒井の年齢だという。

「クラブの方針として、指揮官とフロントは23歳以下の選手の獲得を望み、リストアップしている。だが、若手の補強が思い通りに進まなかった場合は、即戦力として、酒井に対して本腰を入れてアプローチをする可能性は高い」

 トッテナムは2018-19シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)でクラブ史上初の決勝進出を果たしたものの、ファイナルで敗れ、リーグ戦も4位で終わった。開幕から新スタジアムで戦えるため、来シーズンに懸ける意気込みは強い。

 はたして酒井がトッテナムの一員となる日は来るのだろうか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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