73分のドリブル突破は圧巻のひと言
代表デビュー戦で堂安にパスを出す久保。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
2019年6月9日、日本代表がひとめぼれスタジアム宮城(19時キックオフ)でエルサルバドル代表と戦った一戦で、久保建英が「18歳と5日」という歴代2位の若さでA代表デビューした。
メンバー発表時に大きな歓声を浴びた18歳のアタッカーは、2-0で迎えた67分、中島翔哉とともに途中出場。この日一番の大歓声のなか、「18歳と5日」という歴代2位の若さでA代表デビューを果たした。
4-4-2システムのセカンドトップに入った久保はいきなりセンスを感じさせる縦パスを堂安律に入れる。時折味方に指示を出しつつ、73分には大迫勇也のスルーパスを受けると、そこからドリブルを開始。そしてDFふたりの間をひょいっとすり抜けると、エリア内から左足でシュートを放った。これは惜しくもGKの正面だったが、フィニッシュに持ち込むまでのアプローチはさすがのひと言だった。
メンバー発表時に大きな歓声を浴びた18歳のアタッカーは、2-0で迎えた67分、中島翔哉とともに途中出場。この日一番の大歓声のなか、「18歳と5日」という歴代2位の若さでA代表デビューを果たした。
4-4-2システムのセカンドトップに入った久保はいきなりセンスを感じさせる縦パスを堂安律に入れる。時折味方に指示を出しつつ、73分には大迫勇也のスルーパスを受けると、そこからドリブルを開始。そしてDFふたりの間をひょいっとすり抜けると、エリア内から左足でシュートを放った。これは惜しくもGKの正面だったが、フィニッシュに持ち込むまでのアプローチはさすがのひと言だった。
その後も右サイドからのチャンスメイクで魅せた久保は、80分に山中亮輔の縦パスに反応してゴール前に入っていくが、これはシュートへと持ち込めなかった。
ゴールはなく、もちろんミスもあったが、それでも──。仕掛けや崩しの局面で優れたテクニックを見せつけ、後半のアディショナルタイムに中島と華麗なワンツーを決めるなど、決して悪いデビュー戦ではなかった。
FC東京でチームの快進撃を支える久保がこの日、「日本の久保」として印象深いプレーをしたのは紛れもない事実だ。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
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取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
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