【J2】水戸が首位に再浮上!! 浅野拓磨の実弟・雄也の2得点など4発で福岡に快勝!

2019年06月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

監督交代で臨んだ福岡に先制を許すも、前半で逆転に成功

福岡戦の2ゴールで、浅野は今季通算3得点とした。写真:徳原隆元

 J2リーグは6月9日、各地で17節の4試合を開催。ケーズデンキスタジアム水戸では、水戸ホーリーホック対アビスパ福岡の一戦が行なわれ、ホームの水戸が4対2で勝利を収め、首位を奪還した。

 試合は序盤から動き出した。開始10分、福岡は左サイドを打開した石津大介がくろすを供給すると、ペナルティエリア内に飛び込んだ松田力がヘディングで押し込み、ネットを揺らす。福岡が先制に成功する。

 しかし15分、水戸は中盤でのボール奪取から浅野雄也がドリブルでそのまま持ち上がると、左足を鋭く振り抜く。これがゴール右に突き刺さり水戸が同点に追いつく。これでリズムを掴んだ水戸は攻勢を強め、前半終了間際の45分には、白井永地の絶妙なスルーパスに反応した村田航一が左足ダイレクトで流し込み、ネットを揺らした。水戸が逆転に成功して前半を折り返す。

 後半も水戸が主導権を握る。58分に左サイドを打開し、中央の茂木駿佑につなぐと、敵DFをかわした茂木が粘り強くゴールに押し込む。水戸が3点目を奪う。さらに水戸は2分後にも敵最終ラインを上手く抜け出した浅野が、GKとの1対1を冷静に制し、この日自身2点目となる4点目をゲットする。

 その後、水戸はPKで1点を返されたものの、最後は逃げ切った。ブンデスリーガのハノーファーに所属する浅野拓磨の実弟・雄也の2ゴールの活躍などで、水戸が福岡に4対2で快勝している。水戸はこれで勝点を33に伸ばし、得失点差で山形を1ポイント上回って15節以来、2節ぶりに首位に再浮上した。

 一方の福岡は勝点16にとどまり、他会場(愛媛対柏)の結果次第で降格圏に後退する可能性もある。
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