インテルがイカルディに「戦力外通告」か⁉“お騒がせ妻”ワンダ・ナラと緊急会談

2019年06月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼が望むなら代理人をやめる」

世間を騒がせてきたイカルディ夫妻は、ついにインテルから放り出されるのか。(C)Getty Images

 シーズン半ばにクラブと衝突したインテルのマウロ・イカルディは、今夏の去就が取り沙汰されている。

 イカルディがキャプテンマークを剥奪され、インテルと対立した大きな要因と言われるのが、妻であり、代理人を務めるワンダ・ナラの存在だ。

 そのワンダ・ナラが、フランス紙『L'Equipe』で、夫が望むのであれば、代理人の役割を手放す用意があると口にした。イタリア衛星放送『Sky Sport』が伝えている。

 ワンダ・ナラは「彼はよく私にどうすべきか助言を求める。私は『自分であり続けて』と言うの。私は妻だから、彼でお金を稼ぐことにまったく興味がないのよ。何もせずに家にいることだってできる。でも、それじゃ子どもたちの良い模範にならない」と述べた。

「いつかマウロに代理人を諦めてくれと頼まれたら、私はそうするわ」

 ただ、現時点でワンダ・ナラが代理人であることは変わらない。そして、インテルは、イカルディ夫妻に「戦力外」を通告しようとしているようだ。
 
 Sky Sportによると、イタリア残留を望むイカルディ夫妻は、噂されるローマやナポリへの移籍をしないと決めたという。ユベントスという可能性は残しつつ、インテルに残る決意で、プレシーズンのキャンプで新監督のアントニオ・コンテを納得させるつもりだ。

 だが、コンテはイカルディを構想に含めておらず、クラブはすでにエディン・ゼコの獲得など前線の強化に動いている。インテルはイカルディをFWの5番手と考え、戦力外をハッキリと伝えるべく、ワンダ・ナラに緊急会談を求めたという。

 もはやクラブとの"破局"は確実とも言われるイカルディ。今シーズン、大きく株を下げてしまった26歳は、愛する妻とどのような決断を下すのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事