アザールのマドリー加入がついに正式決定! 移籍金総額156億円で憧れだった“銀河系軍団”へ

2019年06月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

念願の銀河系軍団の仲間入り!

幾度となくマドリー愛を公言してきたアザールがついに夢を叶えた。 (C) Getty Images

 現地6月7日、レアル・マドリーがチェルシーからベルギー代表FWのエデン・アザールを獲得したことを正式発表。以前から報じられていたメガディールがついに現実となった。

 気になる契約内容は公表されていないものの、スペイン紙『Marca』によれば、契約年数2024年6月までの5年で、移籍金は1億ユーロ(約130億円)+2000万ユーロ(約26億円)のボーナスになったと伝えている。

 現在28歳のアザールは、2012年6月にフランスのリールからチェルシーへ移籍して以来、ブルーズの大黒柱として2度のプレミアリーグ制覇を含む計6個のメジャータイトルをもたらし、在籍7年で公式戦通算352試合に出場し、110ゴール・92アシストと出色の結果を残した。
 
 チェルシーとプレミアリーグのハイレベルな環境でさらに才能を伸ばし、声価を高めたアザールは、ここ数年にわたって、慣れ親しんだ西ロンドンを離れることを示唆。とくに昨夏に行なわれたロシア・ワールドカップ終了後からは、幼少期から抱いていたというエル・ブランコ(マドリーの愛称)への憧れを幾度となく強調。先月29日に行なわれたヨーロッパリーグ決勝後には、「これがサヨナラになる」と退団を明言していた。

 3度の監督交代や4連覇を狙いながらラウンド・オブ16で散ったチャンピオンズ・リーグでの失態などショッキングな1年を送ったマドリー。新シーズンに向けて再建の必要性が訴えられるなかで、セルビアの俊英FWルカ・ヨビッチに続いて、引き抜いたアザールがいかなるパフォーマンスを見せるのか。要注目だ。

 なお。アザールはメディカルチェックにパスした後、13日の木曜日に本拠地サンティアゴ・ベルナベウで入団会見を行なう予定となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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