【U-20W杯】韓国戦で日本が絶対に避けたいシチュエーション

2019年06月04日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

日本時間の6月5日0時30分にキックオフ!

日本が宿敵・韓国との一戦に挑む。(C) Getty Images

 いよいよ、U-20ワールドカップの日韓戦が迫ってきた。6月4日の17:30(日本時間=6月5日/0:30)にキックオフされる。ここを突破すれば、前回大会のベスト16を超える。
 
 対戦相手の韓国はグループFを2位で突破。そのグループステージの結果をおさらいすると、日本が韓国戦で避けたいシチュエーションが見えてきた。

 韓国は第1戦のポルトガル戦を0-1で落としたが、第2戦の南アフリカ戦を1-0で勝利。第3戦のアルゼンチン戦では、42分に先制点を決め、57分に追加点を挙げて畳みかけると、88分に1点を返されたが、見事に逃げ切った。

 つまり、グループステージでは、先制ゴールを決めた試合で逃げ切っているのだ。
 
 また、アジア予選の決勝トーナメントの成績も探ると、準々決勝のタジキスタン戦は1-0で勝利。続く準決勝のカタール戦では、23分の先制点を皮切りに、33分、47分と一気に加点し、3-1で白星を挙げた。一方で決勝のサウジアラビア戦では、2分に先制ゴールを決められ、22分に追加点を許すと、64分に1点を返すのが精一杯で敗れている。
 
 韓国の過去の成績を参考にすると、日本は宿敵との一戦で先制点を許すシチュエーションだけは絶対に避けたい。「守備になったら、しっかり5バックで固めてくる」(鈴木冬一)し、藤本寛也も次のように警戒する。
 
「しっかり点を取れるチームだし、点を取った時には守れる力もあったかなと思う」
 
 裏を返せば、同じ一発勝負であるアジア予選の決勝で、サウジアラビアが示したように、先制ゴールを奪えば勝機は見えてくるはずだ。先手必勝でライバルの韓国を下したい。
 
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
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