「帰った先は赤い海だった」人口超えの75万人が歓喜! リバプールのCL優勝パレードに英メディアも驚嘆!

2019年06月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

凄まじい人が駆けつけた優勝パレード

ビッグイヤーを片手にサポーターたちと喜びを分かち合ったリバプールの面々。真っ赤に染め上がった沿道は幻想的な雰囲気に包まれていた。 (C) Getty Images

 英雄たちの帰還を街は大手を振って出迎えた。

 現地時間6月2日、今シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝でトッテナムを2-0と破ったリバプールが地元市内で優勝パレードを開催した。

 この前日にマドリードで14シーズンぶりとなるCL制覇を達成したリバプール。昨シーズンの決勝でレアル・マドリーに1-3と完敗を喫していたユルゲン・クロップのチームは、悔し涙を流した昨シーズンの雪辱を果たした。

 イングランド史上最多となる6度目の欧州王者となった英雄たちの凱旋をリバプールの市民は歓迎し、その労をねぎらった。英衛星放送『Sky Sports』によれば、選手たちが乗った専用のオープントップバスで街中を回ったパレードには、75万人を超えるレッズサポーターが集結したという。同市の総人口が約46万人であることを考えれば、その数は凄まじいものがある。

 さらに英紙『The Guardian』は、「王者が凱旋した先は赤い海だった。この日曜の帰還は、"サッカーが生や死よりも重要だ"という格言によって支えられている人々からの羨望の眼差しを受けることになった」と記し、リバプールの公式SNSが公開した動画には、「非現実的な光景」や「マンチェスター・シティには作り出せない雰囲気」、「映画の世界観」と驚嘆したファンからのコメントが相次いだ。

 プレミアリーグを制したマンチェスター・シティの優勝パレードに詰めかけたのは約10万人。リバプールの凱旋には、それはるかに上回るサポーターたちが駆け付けた。選手たちがビッグイヤーを掲げる瞬間を同市で歓迎していない人がいるとすれば、それは"隣人"のエバトニアン(熱烈なエバートン・ファン)ぐらいだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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