CL決勝の侵入者、正体はお騒がせユーチューバーの恋人。その目的は…

2019年06月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

現在はインスタグラムは閲覧できない状態に

せっかくの決勝の舞台に水を差すような乱入に、サッカーファンからはお騒がせカップルに対して怒りの声も上がっている。 (C) Getty Images

 6月1日のチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝では、開始17分過ぎに女性がピッチに乱入したことが話題となった。英紙『Daily Mail』によると、正体はお騒がせユーチューバーの恋人だったようだ。

 黒い水着姿でピッチに乱入したのは、モデルであり女優であるロシア人のキンジー・ボランスキさん。着用した水着に書かれた文字は、恋人のヴィタリー・ズドラドスキー氏が運営するウェブサイトの宣伝だったという。

 『Daily Mail』によれば、自らも2014年ワールドカップ決勝のドイツ対アルゼンチン戦でピッチに乱入したズドラドスキー氏は、同様の問題行動で複数のスポーツにおいて、出入り禁止となっている。

 だが、ズドラドスキー氏はSNSで「すべてのスタジアムで禁止処分だから、CL決勝で美しい恋人の姿を見るために、変装しなければいけなかった」と、姿を変えてマドリードのスタジアムに忍び込んでいたことを明かした。

 すぐにピッチから、そしてスタジアムからも連れ出されたボランスキさんだが、CL決勝という世界中が注目する舞台だっただけに、インスタグラムのフォロワーが、数千人から220万人まで一気に増えたという。

 ボランスキさんはSNSで「8番の気を引きすぎちゃったかしら?」と、トッテナムのハリー・ウィンクスをからかうコメントとともに、「生きて、永遠に忘れないクレイジーなことをすることこそが人生」と発信したという。

「今、何が起きているのか分からないわ。素晴らしい気分。ありがとう。本当に泣きそうよ。安全地帯から飛び出して、自分を押し出していくのが本当に好き。アドレナリンが出る、クレイジーなことをするのがね。いつもクレイジーなことをしたいのよ。でも、これほどの規模でやるなんて思ってもいなかったわ」

 これに対し、フットボールファンからは「サッカーへの侮辱だ」「侵入者に罰則を設けるべきだ」など怒りの声が上がっている。

 なお現在、ボランスキさんのインスタグラムは閲覧できない状態となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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