【川崎】相手のシュートが身体に当たって…谷口彰悟が後悔したラストワンプレーでの失点

2019年06月02日 本田健介(サッカーダイジェスト)

CKを一度は撥ね返すも…

CBとして最終ラインを統率した谷口(写真中央)。ただ、試合終盤での失点は防げなかった。(C)SOCCER DIGEST

[J1リーグ14節]川崎1-1浦和/6月1日/等々力
 
 J1の14節で浦和と対戦した川崎は、試合終盤に同点に追い付かれ、勝点3を逃した。
 
 ラストワンプレーでの痛恨の失点だった。浦和のCKを一度は撥ね返したが、セカンドボールを拾われてパスをつながれると、エリア内で浦和の森脇良太に放たれたシュートは、CB谷口彰悟の身体に当たってゴールに吸い込まれた。
 
「シュートを打たれてしまうとなにかが起こってしまう。最後はバタバタしてしまった」と谷口は自身の対応を含めて後悔を口にする。
 
 件のシーンではGK西川周作も前線に上げる浦和の必死の攻撃を、上手くいなせなかったと振り返る。
 
「西川選手が上がってきた分、僕らは全員がマークに付く形でした。(相手のクロスを)弾く場所、そして遠くに弾けたわけではなかったのでセカンドボールに対する反応が必要でした。弾いてからは全部先に触られたので、そこのアバウトさは自分自身を含め、一人ひとりが感じて身に付けていかないと、こういったゲームを勝ち切るのは難しくなります」
 
 これでリーグ戦は10戦負けなしとなったが、今節、大分に勝利した首位・FC東京との勝点差は6に開いた。「勝点2を失ってしまった」(谷口)というのが正直な気持ちだろう。この悔しさを次節に活かしたい。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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