【J1展望】鳥栖×C大阪|ハードプレスが蘇り3連勝中の鳥栖、首位に初黒星をつけたC大阪を迎え撃つ!

2019年05月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

鳥栖――鹿島戦では新たな攻撃のパーツが躍動

故障者/鳥栖=石川、藤田 C大阪=都倉
出場停止/鳥栖=なし C大阪=なし

J1リーグ14節
セレッソ大阪 - サガン鳥栖
6月1日(日)/16:00/駅前不動産スタジアム
 
サガン鳥栖
今季成績(13節終了時):14位 勝点13  4勝1分8敗 6得点・17失点
 
【最新チーム事情】
●ラストに見せた鳥栖らしさでの勝利。
●鳥栖らしさに加えて新たな攻撃パーツが加わる。
●忘れてはならない最下位陥落の可能性。
 
【担当記者の視点】
 一時期の不振を脱し14位まで順位を上げた鳥栖。前節は、鹿島を相手にアディショナルタイムに豊田陽平が劇的なゴールを決めて3連勝。その最大の勝因は、鹿島DFへの鳥栖らしいハードプレスにあったと言える。ボールを握られる時間もあったが、最後までボールを追う姿勢は崩さなかった。
 
 そして誰もが引き分けを覚悟した終盤、途中交代で入った高橋義と小野がボールをつないで、決勝点を奪うことができた。鳥栖らしさに加えて、DF裏へのキラーパスが冴えた瞬間でもあった。途中交代で入った選手が結果を出し、これまでの形に新たな攻撃のパーツも加わった。上昇気流に乗るチームをさらに勢いづける勝利となったのは間違いない。
 
 しかし、最下位との勝点差は3しかない。他会場の結果次第では最下位に転落する可能性もあることを忘れてはならない。
 

次ページC大阪――柿谷とソウザが切り札として戦列復帰か

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事