清水が白熱の攻防を4-3で制して篠田体制初勝利、降格圏を脱出! 仙台は暫定17位に後退…

2019年05月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

清水が篠田体制初勝利を飾る。

20分に一時は逆転となるゴールを決めた北川。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは5月25日、各地で13節の3試合を開催。IAIスタジアム日本平では、清水エスパルス対ベガルタ仙台の一戦が行なわれた。


 試合は激しい点の取り合いとなった。開始2分に仙台の松下佳貴がセットプレーから先制点を奪えば、3分後には清水がお返し。金子翔太からのクロスをドウグラスが強烈なヘディングシュートで突き刺し同点に。さらに清水は20分、北川が倒されPKを得ると、これを北川みずからが決めて逆転に成功する。

 しかし仙台も37分、石原崇兆のチャンスメイクから吉尾海夏がミドルシュートを決めて2-2に追いつく。それでも清水は北川のスルーパスに反応したエウシーニョが決めてサイド逆転に成功した。

 後半もゴール前の攻防が多い展開。59分、仙台は右からのクロスを長沢駿がダイビングヘッドで流し込み、再び同点に追いついた。

 そして、勝負は終盤にもつれ込み、89分。清水は北川からのクロスをドウグラスが頭で流し込んで勝ち越しに成功。4対3と清水がリードする。

 そして、このままリードを守り切った清水が仙台を4対3で下し、勝利を収めた。清水は勝点を12に伸ばして、暫定で15位に浮上。篠田体制となってリーグ初勝利で降格圏を脱出した。一方の仙台は勝点10で17位に後退している。
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