「久保君は…」吉田麻也が初代表組に言及――自身の招集外については「正直、悔しい」

2019年05月23日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「2回連続で外れるのは久しぶり」

今年1月のアジアカップではキャプテンとして準優勝に貢献した吉田。その時以来の代表復帰は叶わなかった。(C)Getty Images

 5月23日、都内某所で行なわれたイベントに出席した日本代表DFの吉田麻也(サウサンプトン)が、囲み取材に応じた。

 吉田は肺炎のため、プレミアリーグの終盤3試合を欠場。まだ万全の状態ではなく、同日にメンバーが発表された6月のキリンチャレンジカップ(5日にトリニダード・トバゴ戦、9日にエルサルバドル戦)、及びコパ・アメリカのメンバー(発表は24日)から外れることになった。

 日本代表でプレーできないことについて、吉田は悔しさを滲ませた。

「3月も招集されなかったので、2回連続外れるというのは久しぶりだと思う。正直、寂しいし悔しい。でもいい状態で新シーズンを迎えるのが大事なんで、森保(一)監督と話し合って決めました」
 
 また、初めてA代表に選出された久保建英(FC東京)については、「久保君は……あまりプレーを見たことはないんですけど、(U-19代表の一員として)ロシア・ワールドカップの期間中にA代表の練習パートナーを務めていた時は、好青年だなと思いました」と印象を語った。

「他にも初めて代表に選出された選手がいる。その中から何人が生き残っていけるか。そういう選手が、どれだけポジション争いに絡んでこれるかが日本代表にとって重要。まだコパ・アメリカに誰が行くかはわからないですけど、南米での試合はアウェーになるし簡単ではない。その中で自分を出せる選手かどれだけ出てくるかが、ポイントだと思う」

 強く望んでいたというコパ・アメリカへの出場が叶わなかった吉田。最後は、後輩たちにエールを送った。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
 
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