【森保ジャパン最新序列|GK&DF編】守護神争いは混沌。吉田不在のCBで期待したいのは…

2019年05月23日 本田健介(サッカーダイジェスト)

権田、川島はクラブで出場機会を掴めておらず…

守護神は誰が務めるか?CBでは畠中と中山にも注目。

 5月23日、日本サッカー協会はキリンチャレンジカップのトリニダード・トバゴ戦(6月5日@豊田スタジアム)とエルサルバドル戦(6月9日@ひとめぼれスタジアム宮城)の2連戦に挑む日本代表メンバー27人を発表した。
 
 6月14日にブラジルで開催されるコパ・アメリカは選手への"拘束力"が働かないため、若手メンバー中心で臨むことが予想されるが、Aマッチデーに行なわれる今回のキリンチャレンジカップには中心選手を招集。「戦術浸透を深めることと、今後のワールドカップ予選の準備をしたい」と森保一監督も意気込む。では、その6月シリーズに挑む27人のポジションごとの序列はどうなっているのか。ここでは、GKとDFについて考察する。
【GK】
〇シュミット・ダニエル(仙台)
〇権田修一(ポルティモネンセ/ポルトガル)
△川島永嗣(ストラスブール/フランス

△大迫敬介(広島)※初招集

◎=レギュラー候補 〇=有力 △=バックアッパー
 
 珍しく4人体制となったなか、今年1月のアジアカップで正GKを務めた権田修一が、森保ジャパンでの実績ではリードする。もっとも権田は今年初めに移籍したポルティモネンセで出場機会を掴めず、最終節でようやく新天地デビューを果たしたばかりと、試合勘に不安を残す。それは森保ジャパン初参加となる川島も同様だ。
 
 一方で常時ピッチに立っている仙台のシュミットはパフォーマンスは悪くないとはいえ、チームの不調の影響で12試合で19失点。そう考えると、レギュラーを確約された選手はおらず、初招集の19歳・大迫を含めてアピール合戦が行なわれそうだ。

【日本代表PHOTO】キリンチャレンジカップ2019、トリニダード・トバゴ、エルサルバドル戦に向けた招集メンバー27人を写真でチェック!

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