【ACL速報】GS突破の決まったアル・ドゥハイルは最終節、サウジの強豪とドロー。中島翔哉は途中交代

2019年05月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

同じ相手にアウェー戦に続く敗戦も、GSは2位通過

60分にピッチを退いた中島。コンディションは悪くなさそうだが、ボールタッチ数は少なかった。 (C) Getty Images

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ最終節、グループCのアル・ドゥハイル(カタール)は、アル・ヒラル(サウジアラビア)との一戦が行なわれ、2-2で引き分けている。

 グループCではアル・ヒラルが1位、アル・ドゥハイルは2位が確定しており、ともにGS突破を決めているチーム同士の対戦となった。先日、国内カップを獲得して今季一冠を達成したアル・ドゥハイル所属の中島翔哉は、4-2-3-1のトップ下で先発出場した。

 15分にチームの点取り屋のユセフ=エル・アラビのゴールでホームチームが先制したが、29分にアル・ヒラルのエース、元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスに決められ、1-1となる。

 このまま前半を終えた両チームだが、55分、ゴミスが本日2点目を決めて、ホームチームは1-2とリードを広げられてしまう。

 その後、何度かシュートチャンスを迎えたものの逸してしまった中島は、62分にピッチを退いている。この試合ではボールタッチも少なく好機も少なかった。

 アル・ドゥハイルは、決定的な攻め手を欠いたまま時間を消費。だが、好調なエジミウソン・ジュニオールを起点に前線をかき回し、少しずつ攻撃のリズムを整えていく。

 そのためにかなりの時間を費やしたホームチームだが、後半アディショナルタイム、中島と交代した若きエース候補ムナー・マズィードが同点ゴールを決め、2-2に追いついて、試合をドローで終えている。

 グループステージ前節を終えたアル・ドゥハイルは、現地時間8月5日にACL決勝トーナメント1回戦を迎える。対戦相手は追って行なわれる試合の結果によって決まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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