パンツ一丁で腹滑り…“史上初”の三冠を達成したマンCの用具係のはしゃぎ方が話題に! 「タイトル獲得は彼のおかげだ」

2019年05月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「世界一の用具係」と称えられた男

明るいキャラクターで選手たちからも愛されているアシュトンさん(左)。FAカップ決勝後の振る舞いが話題となっている。 (C)REUTERS/AFLO

 現地時間5月18日に"聖地"ウェンブリー・スタジアムで開催されたFAカップ決勝で、マンチェスター・シティは6-0でワトフォードに圧勝し、2010-11シーズン以来、8年ぶり6回目の栄冠を手にした。

 この戴冠で、シティは男子のイングランド・サッカー界では史上初となる国内三冠を達成。しかも、FAカップの決勝で6点を奪ったのは、1903年にブリーがダービー・カウンティに6-0で勝って以来、116年ぶりの出来事だった。

 まさに歴史的な大勝劇でシーズンを締めくくったシティの面々はプレッシャーから解放されたこともあり、大いにはしゃいだ。そんな祝勝ムードに沸き返るロッカールームの中でとりわけ目立っていたのが、用具係のブランドン・アシュトンさんだ。

 試合後に公開されたベルナルド・シウバのロッカールームの様子を収めた動画に映っていたアシュトンさんは、軽快に流れる小気味の良い音楽に合わせて、パンツ一丁で踊り、シャツが入ったボックスにダイブ。さらに選手たちに煽られ、シャンパンを床にぶちまけて腹滑りを披露するなど、まさに主役級のはしゃぎようだった。

 これを英国メディアも拡散。『The Sun』紙が「シティの用具係は自分の人生を謳歌している」と綴れば、『Daily Mail』紙は、「アシュトンは薄っぺらい下着姿でウェンブリーを走り回った。彼がいなければシティの偉業達成がなかったことを思えば、認められる振る舞いだ」と絶賛した。
 
 さらにツイッターなどのSNSで、ファンがアシュトンさんに対して、次のようなコメントを寄せている。

「世界一の用具係だ」
「俺たちは世界最高の監督、選手、そして唯一無二の用具係を持っている」
「狂った用具係の重要性を世界に知らしめた」
「用具係界のメッシだ」
「これだけのタイトルを獲得できたのは彼のおかげ」
「もう誰も彼を止められないぞ」

 指揮官のジョゼップ・グアルディオラや名立たるスター選手たちに脚光が集まるシティだが、これだけの偉業を成し遂げられたのは、アシュトンさんのような縁の下の力持ちの存在があるからなのだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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