柴崎岳が普段から愛用する“ボディメンテ ゼリー”って!? スペインで戦うサムライの体調管理法に迫る!

2019年06月13日 サッカーダイジェスト編集部

キャリアを変えたレアル戦での2ゴール

2016年、クラブワールドカップでの活躍をきっかけに海を渡った柴崎岳。慣れない環境で過ごす上で重要なのはコンディショニングだという。

 世界トップクラスの強豪クラブを中心にハイレベルな競争が繰り広げられるスペイン1部リーグ、ラ・リーガ。世界最高峰リーグと言われる舞台で、柴崎岳は日々戦っている。日本とは異なる環境で柴崎は、どのようにコンディションを維持しているのか。心がけている体調管理法と、日常に取り入れているという"ボディメンテ ゼリー"に迫った。

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 海外移籍のきっかけとなったのは、2016年のクラブ世界一を決める大会だった。日本を代表するクラブの一員として決勝に進出、大舞台でレアル・マドリードを相手に2ゴールを決める活躍をみせた。世界に自身の名を知らしめた大会後に海を渡り、少年時代から夢に描いたスペインの地を踏んだ。

 そこで目にしたのは日本とは全く異なる環境だった。スペインで過ごす中で彼が改めて実感したのが、コンディショニングの重要性だ。
 
「日本にいる時ももちろんコンディショニングには気を使ってきましたが、海外に来てからさらにその重要性を感じています。リーグ戦だけでなくカップ戦もあり、週に2日試合をこなす過密日程の時期もあります。シーズン中に日本に戻って試合に入ると日本までの長距離移動もあるので、コンディショニングは特に重視しています」
 
 サッカー選手が戦っているのはピッチの上だけではない。試合や練習だけでなく、スタジアムや練習場を離れた日常生活の中でも、柴崎は体調やコンディショニングを念頭に置いて過ごしている。彼が特に重視しているのは3つのポイントだ。
 
「食事、睡眠、トレーニング。この3点のバランスをしっかり保つことを意識しています。まず、食事に関しては様々なものを積極的に摂ること。僕は食べ物の好き嫌いも特にないので、偏った食事はしません。サラダや野菜にはじまり、副菜、主菜の肉や魚をバランスよく食べます。炭水化物の量はそれほど多くはありませんが、適度に摂るようにしています。アスリートは栄養に関する知識を持つことも大事ですが、口に合わないものは続けられないので、自分に合ったものを繰り返し摂るようにしていますね」
 
 睡眠は毎日最低8時間とるように心がけ、アラームをかけずに自然と目覚められるような睡眠の質についても探求する。アスリートとしてプラスになることであればあらゆる情報を集め、積極的に試し、自らの身体と向き合いながら取捨選択していく。故障が少なく頑丈といわれる柴崎の身体はそうやって作られてきたのだろう。
 

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