「アリガトウ、オカザキサン!」レスターの伝説FWリネカーが“最終戦”を迎えた岡崎慎司に熱きメッセージを贈る

2019年05月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

チェルシー戦で途中出場したサムライ戦士に賛辞

試合後、笑顔でファンに別れを告げた岡崎。スタンドからも惜しみない拍手が送られた。 (C) Getty Images

 今シーズン限りでレスターに別れを告げるサムライ戦士に、レジェンドから賛辞が送られた。

 現地5月12日にプレミアリーグの最終節が行なわれ、ホームにチェルシーを迎えたレスターは、強敵と一進一退の攻防戦の末にスコアレスドローでシーズンを締めくくった。

 今シーズンを最後に4年に渡ってプレーしたレスターを退団することを発表していた日本代表FW岡崎慎司は、66分にナイジェリア代表MFのウィルフレッド・ディディに代わってピッチに立った。

 岡崎は、得点こそならなかったものの、持ち前のハードワークで献身的なパフォーマンスを披露。完封に少なくない貢献を果たした。

 入団1年目の2015-16シーズンに、奇跡のプレミアリーグ制覇を果たした際のメインキャストでもある岡崎。それだけに、クラブのレジェンドからも惜しみない賛辞が寄せられている。送り主は、元イングランド代表FWのガリー・リネカーだ。
 
 1980年代にレスターで活躍し、現在は英公共放送『BBC』などでコメンテーターを務めるレスターのレジェンドは、岡崎が投入される際に自身のツイッターを更新。次のような熱きメッセージを綴った。

「シンジ・オカザキがレスターに別れを告げる。クラブにとって偉大な働き者であり、タイトルを獲った時には必要不可欠な存在だった。アリガトウ、オカザキサン」

 レスターでのラストイヤーは、出場機会が激減し、リーグ戦21試合で無得点と結果を残すことができなかった。納得のいく別れ方ではなかったかもしれない。しかし、「ミラクル・レスター」と称えられたチームで岡崎が残した功績は、クラブのレジェンドやファンの魂を十分に揺さぶったに違いない。

 そんなサムライストライカーの次なる活躍の舞台は一体どこになるのか? スペインやイタリア、トルコなど、様々な噂が飛び交っている去就の行方に注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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