「笑顔なき勝利」原口元気が奮戦のハノーファー、3発快勝も涙の2部降格!

2019年05月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

勝点3を奪うも及ばず…。

先発フル出場を果たした原口。豊富な運動量で勝利に貢献したが……。(C) Getty Images

 5月11日に開催されたブンデスリーガ33節で、原口元気と浅野拓磨が所属する最下位(18位)のハノーファーは、ホームでフライブルクと対戦。3-0で快勝したものの、1試合を残して、15-16シーズン以来の降格が決定した。

 原口は3-5-2の右ウイングバックで先発フル出場。あと1試合出場すると保有元のアーセナルからの買い取り義務が発生する浅野は、この試合もベンチから外れた。
 
 残留のためには勝つしかないハノーファーは、25分にエドカル・プリプ、30分にイラス・ベブが決定機を迎えるも枠を捉えられない。その1分後のヘンドリック・ヴァイダントの惜しいシュートもGKに防がれる。

 しかし、その後も攻め立てると、39分にプリプFKをヴァルデマール・アントンがヘッドで合わせ、先制点を挙げる。その直後のプルプのFKも惜しいシュートだった。

 追加点が生まれたのは51分。左サイドで敵と競り合いながらボールを収めたリントン・マイナがゴール前にラストパスを送り込み、ヘブが落ち着いて流し込んだ。

 81分にもワラセが強烈ミドルを突き刺し、3ゴールで快勝を飾ったハノーファー。だが16位のシュツットガルトがヴォルフスブルクを破ったため、残留を果たすことができず。涙の降格となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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