「おかえり!」7か月ぶりにピッチに登場した井手口陽介、英メディアは「大いなる一歩」と祝辞

2019年05月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「色んな思いでいっぱい」と投稿

218日ぶりの復帰となった井手口。長いリハビリを乗り越えての復帰に、感慨深いものがあったようだ。 (C) Getty Images

 現地時間5月6日にドイツのブンデス2部リーグの第32節が行なわれ、グロイター・フュルトはリーグ首位のケルンと対戦し、0-4で敗れた。

 ケルンが1部昇格を決めたこの試合で、18年9月30日のディナモ・ドレスデン戦以来となる約7か月ぶりの公式戦復帰を果たしたのが、グロイター・フュルトの井手口陽介だ。前半で3点をリードされた迎えた後半頭から投入され、45分間プレーした。

 イングランド2部のリーズ・ユナイテッドからレンタルされている井手口は、前述のディナモ・ドレスデン戦で右膝後靭帯を負傷。その後、ウインターブレイク中の合宿に参加するまでに回復したが、今度は1月9日に右膝半月板の損傷する大怪我を負い、戦線離脱を余儀なくされた。

 地道にリハビリを続けた井手口は、4月14日のボーフム戦でベンチ入り。そして、ついに出場機会を得たのだった。

 長期離脱していた井手口の復帰について、英メディア『HITC』は「彼にとっては単なる交代出場ではなく、大きな意味を持つ一歩だ」と報じている。

 試合後、井手口はSNSを更新し、ファンにメッセージを発信した。

「今日のケルン戦で復帰する事ができました。9月末に後十字靭帯を怪我して1月に半月板を損傷してやっとこの日を迎えれて本当に嬉しいし幸せです。色んな思いでいっぱいやけど書くと長くなりそおやからやめときます。笑」(原文ママ)

 この投稿には、G大阪の"先輩"である播戸竜二や、ドイツ2部のホルシュタイン・キールに所属する奥川雅也、チームメイトのノニック・オムラディッチらが祝福のコメントを寄せている。

 二度に渡る大きな怪我で一時は今シーズン絶望かと思われたが、見事カムバックをはたした井手口。リーグ戦は残り2試合、故障に泣いたシーズンをいい形で締めくくることができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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